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[事例ニュース]

アスクル、レコメンドメールの自動配信システムを導入

ダブルクリックとブレインパッドが提供

2010年1月7日(木)IT Leaders編集部

ダブルクリックとブレインパッドは2010年1月6日、アスクルが運営する「アスクル・インターネットショップ」向けに、Webサイト内の行動履歴を基にした「レコメンドメール」の自動配信サービスを提供すると発表した。同サービスは、ダブルクリックのメールマーケティングASPサービス「ClickM@iler.jp(クリックメーラー・ドット・ジェーピー)」とブレインパッドの行動ターゲティング・レコメンデーションシステム「Rtoaster(アール・トースター)」とのシステム連携により実現したもの。アスクルは2009年12月より、同サイトの顧客に向けてレコメンドメールの自動配信を行っている。

「レコメンドメール」とは、企業の顧客コミュニケーション手段の1つとして定着しているメールマーケティングに、ウェブサイト訪問者のサイト内行動履歴から嗜好・興味を分析し、最適な情報を推薦するレコメンド手法を応用することで、企業は日々変化する顧客ニーズに即した情報をメール配信することが可能とするもの。

顧客にとっては自分の欲しい情報に素早くアクセスできる可能性が高まるとともに、ウェブサイト運営企業にとっては顧客の購買意欲を喚起する効果が期待できるなど、両者にメリットのあるサービスとして、EC(電子商取引)サイト運営企業を中心に、ウェブサイトおよびメールマガジン等での利用が拡大している。

高度なメールマーケティングを実現するダブルクリックの「ClickM@iler.jp」と、精緻なレコメンデーションを実現するブレインパッドの「Rtoaster」がシステム連携することにより、サービス利用企業は手間のかかるシステム間の統合作業を省き、双方の設定画面から簡単な操作をするだけでレコメンドメールの配信が可能となる。

また、事前にメールの配信要件を設定しておくことで、購入者または商品を閲覧しただけでウェブサイトから離脱してしまったユーザをセグメントし、それぞれの行動や興味に最適化された情報・推奨アイテムなどをメールコンテンツに差し込んだレコメンドメールを自動的に配信できる。

この連携で実現する機能および特長は以下ののとおり。

  • 「ClickM@iler.jp」の設定画面から必要項目を選択するだけで、ユーザのウェブサイト内行動履歴データとメールキャンペーンデータを両システム間で共有
  • ウェブサイト内での個々のユーザの商品閲覧・購入履歴やサイト運営者が設定する任意のルールに基づき、推奨アイテムを自動生成し、ユーザをセグメント化。関連の高い情報や推奨アイテムのURLおよび画像データを最適なレコメンド情報としてメールで自動配信

アスクルに導入されたレコメンドメールサービスは、2009年12月24日配信のメールマガジン「アスクルニュース」にて試験運用され、クリック率(CTR)、コンバージョン率(CVR)共に向上するという結果が得られたため、2010年1月6日より、同メールマガジンでの本稼働が開始されている。

ダブルクリック
http://www.doubleclick.ne.jp/

ブレインパッド
http://www.brainpad.co.jp/

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アスクル / ブレインパッド / ダブルクリック / EC / 小売 / マーケティング / 行動分析 / マーケティング自動化

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