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B-EN-G、日本HP、日本オラクルの3社が製造業向け基幹業務システムの提供で協業

2010年1月19日(火)IT Leaders編集部

東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、日本オラクルの3社は2010年1月18日、製造業向け基幹業務システムのグループ展開を支援するソリューションの提供において協業を開始すると発表した。2015年から適用が義務付けられる国際会計基準に向けたグローバル対応のERPパッケージと、関連会社や海外子会社を含めた企業グループ全体のシステム統合が可能なITインフラの提供を目指す。

協業の内容としては、オラクルの基幹業務パッケージ「Oracle E-Business Suite R12」と日本HPのITインフラ統合ソリューション「HP BladeSystem Matrix」を組み合わせて提案。またB-EN-Gは、Oracle E-Business Suite R12をベースとした製造業向け短期導入テンプレート「b-MD(Business Enhancer for Manufacturing / Discrete)」を活用して、企業グループ全体の経営パフォーマンス管理が可能な統合基幹業務システムを構築する。必要なパフォーマンス・チューニングや技術検証を完了した最適構成で顧客に提供することにより、導入期間の短縮と早期ROI(費用対効果)の達成を支援する。

B-EN-Gの提供するb-MDは、Oracle E-Business Suite R12の財務会計とサプライチェーン管理機能を中心に、製造業のほぼすべての基幹業務領域を統合した業務モデルおよびシステムアーキテクチャが実装されており、特に国際会計基準に必要なマネジメントアプローチと、複数帳簿や収益認識に関する機能を備えている。B-EN-Gのモデルケースでの比較では、導入期間を従来の約30%短縮することが期待できるとのこと。

また、日本HPが提供するHP BladeSystem Matrixは、同社のブレードサーバー「HP BladeSystem」に仮想化ソリューションを組み込み、運用における自動化および管理の機能が統合されている。HP BladeSystemのテンプレートを利用することで、今まで手作業によるセットアップで半日から1日かかっていた作業が、同社モデルケースでは数分の作業に短縮されたとのこと。

Oracle E-Business Suite R 12の基盤として使用されているオラクルの最新データベース製品「Oracle Database 11g R2」のグリッドコンピューティング技術やデータ圧縮機能なども活用することで、基幹業務システムを企業グループ全体へ展開し、さらにはプライベートクラウド形式による企業グループ内の展開も可能になる。

なお3社は共同で、国際会計基準時代のグループ経営に関するセミナーを2010年2月4日(木)に日本HP本社で開催する。

3社共催セミナー「IFRS時代のグループ経営―これを支えるIT基盤とは~グループ経営革新の好機として」
http://h50146.www5.hp.com/events/seminars/info/1002/0204ifrs.html

日本オラクルの国際会計基準対応ソリューション概要
http://www.oracle.co.jp/campaign/cfo/ifrs/index.html

「HP BladeSystem Matrix」
http://www.hp.com/jp/matrix

東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)
http://www.to-be.co.jp/index.html

日本ヒューレット・パッカード(日本HP)
http://www.hp.com/jp/

日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/
 

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