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日本IBM、電力効率を向上させたブレードサーバー「BladeCenter HS22V」を発表

2010年2月11日(木)IT Leaders編集部

日本IBMは2010年2月10日、従来より消費電力を約1割低減し、搭載メモリ容量を1.5倍に拡張したことで電力量あたりでは従来の約1.7倍の仮想マシンを稼働可能にしたブレードサーバー「IBM BladeCenter HS22V」を発表した。データセンターにおける供給電力の上限によってサーバーの増設が困難になっている顧客などが対象。

同製品は、内蔵ディスクをHDDから半導体ドライブ(SSD)にしたことで、ディスク稼働において消費電力を75%削減したほか、ハードウェアおよびファームウェアを改良し、IBM独自技術による電源制御機能「xSmartEnergyコントロール」を新しく搭載して電力効率を向上させたことで、全体では約1割の消費電力を削減した。また、従来の1.5倍となる144GBのメモリを搭載したことで、従来の1.5倍の数の仮想化マシンを稼働可能にしている。それらにより、仮想マシンあたりでは、従来の約60%の電力量での稼働が可能になり、電力量あたりでは、従来の約1.7倍の仮想マシンを稼働させることができるようになったとのこと。

ただし、xSmartEnergyコントロールによる電力効率では、サーバーの電力使用量に制限を設定し、サーバー内部のエネルギー管理コンポーネントを測定するソフトウェア「IBM Systems Director Active Energy Manager」との併用が必要となる。

「IBM BladeCenter HS22V」の最小構成での価格は42万円(税込み)。2月10日より販売開始し、3月19日から出荷を開始する。

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/

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