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4Gbps性能の負荷分散装置に100Mbit/秒の契約、マクニカが「Radware」新機種を出荷

2010年2月16日(火)IT Leaders編集部

マクニカネットワークスは2010年2月16日、契約の変更だけでスループット性能を拡張できる負荷分散装置に、新たに従来の半分となる100Mビット/秒の最エントリ契約モデルを追加したと発表した。同日出荷を開始した。100Mビット/秒契約の価格は、サーバー負荷分散の「AppDirector」で198万円(税別)、広域負荷分散の「LinkProof」で238万円(税別)。開発会社はイスラエルのRadwareで、マクニカネットワークスは国内販売代理店の1社。

 Radwareの負荷分散装置の特徴は、ODS(OnDemand Switch)と呼ぶ共通プラットフォームを用い、契約の違いだけで最小100Mbit/秒から最大4Gbit/秒まで6段階(100M/200M/500M/1G/2G/4G)のスループット性能を実現している点である。製品ラインの簡素化によるハードウエアコストの削減を見込める。さらに、事業の拡大に合わせて段階的に高価なスループット契約に変更するという運用も可能である。

 従来の再エントリ契約は200Mbit/秒で、マクニカネットワークスによる販売価格(税別)は288万円(AppDirector)と368万円(LinkProof)だった。これに対し、今回100Mビット/秒を追加することで、価格を198万円(AppDirector)と238万円(LinkProof)に下げ、より導入が容易になった。

 スループット契約のアップグレード費用は、製品モデル(スループット契約)間の価格差の2割増し程度である。例えば、約200万円のモデルから300万円のモデルにアップグレードする場合、差額の100万円の2割増しである120万円程度で移行できる。

 なお、今回、共通プラットフォーム(高さ1Uのラックマウント型PCサーバー)もよりコスト効率のよい後継機種「ODS VLシリーズ」(OnDemand Switch VL)に刷新。筐体内で電源を2重化できるようにしたほか、ネットワークインタフェースを従来機の2倍となるギガビットポート8個に拡張した。ODS VLは後継機に相当するが、従来機種の販売も2013年まで継続する。

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