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日立システム、クラウドの「ハイブリッドインテグレーション」ソリューションを提供

2010年3月2日(火)IT Leaders編集部

日立システムアンドサービス(日立システム)は、顧客の情報システム部門に存在する既存システム(オンプレミス)とクラウドを組み合わせてシームレスに統合する「ハイブリッドインテグレーション」のメニューを体系化し、企業向けクラウドコンピューティングのソリューションとして2010年3月1日から提供を開始した。

同社では、これまで約1万社のITシステムを構築した実績とノウハウを活用し、従来型のオンプレミス開発とプライベートクラウド、パブリッククラウドを最適に組み合わせシームレスに統合するサービスとして、2009年10月から「ハイブリッドインテグレーション」に取り組んでいる。今回、そのソリューションをメニュー化することで、顧客のビジネスニーズに合わせたソリューションの選定が可能となる。

今回提供される4つのソリューションの概要と特徴は、以下のとおり。

  1. 導入コンサルティング:クラウドの導入を診断、計画するソリューション。アプリケーションの特性に応じたインフラ環境の選定と、クラウド活用の計画策定を支援する。
  2. クラウド・オンプレミス構築ソリューション:クラウドの特性を活かしてシステムを設計、構築する。仮想化システムを導入したプライベートクラウドの構築、パブリッククラウドを企業システムとして活用する場合のノウハウなどを取り込んだソリューションを提供。
  3. クラウド・オンプレミス統合連携ソリューション:クラウド・オンプレミス間のシステム連携、認証統合、スケーラビリティを推進する。クラウド環境に対応したセキュリティの提供、業務負荷に応じた動的なIT資源の割り当てなど、クラウドを利用したハイブリッドなシステムとしてのメニューを揃える。同社ではこの技術領域に注力し、特徴あるソリューションとして他社との差異化を図っていく。
  4. 運用アウトソーシング:クラウド・オンプレミス環境の運用をサポートするソリューション。構築したシステムの運用フェーズを同社がワンストップでサポートする。

また、SaaSへの対応については、既存の企業知活用サービス、クライアントPCのセキュリティ対策や情報漏えい防止対策を可能にする同社の「EdgeScreen」サービスなどに加え、情報・知識共有基盤の「InWeave」、文書管理ラビニティ、就業管理リシテアなど、顧客ニーズの高いものから順次SaaS化し、サービスを提供していくとのこと。

ハイブリッドインテグレーションの概要
http://www.hitachi-system.co.jp/hybrid_si/

日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/

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