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日立、仮想環境の設定や起動/停止を一括操作するSOAプラットフォーム「Cosminexus V8」

2010年3月11日(木)栗原 雅(IT Leaders編集部)

日立製作所は2010年1月27日、複数のミドルウェアで構成するSOAプラットフォーム「Cosminexus V8」の機能強化版を発表した。最大の目玉は、仮想環境の運用効率を高める機能だ。

Cosminexus V8のアプリケーションサーバーソフト「uCosminexus Appli-cation Server」に、仮想サーバーの設定・配置を容易にする機能を持たせた。仮想サーバーのアドレスや負荷分散に必要なパラメータを自動で設定し、複数の仮想サーバーを業務アプリケーション単位で一括構築する。仮想サーバー1台ごとに設定する場合に比べ、設定に要する時間を最大10分の1に短縮できるという。

さらに、物理/仮想サーバーと業務アプリケーションの構成を関連付けて管理する機能を同ソフトに実装し、仮想環境の運用効率を高めた。複数の仮想サーバー上で稼働する業務アプリケーションの起動/停止を一括で操作できる。個々の仮想サーバーに対して操作をする手間がなくなる。

価格は、uCosminexus Application Serverが126万円からなど。2月25日から順次出荷する。 (栗原)

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