国際航業は2010年3月1日、Googleとの間で「Google Maps API Premier」の販売パートナー契約および「Google Enterprise Partner」のGoogle Maps API開発パートナー契約を締結したことを発表した。Google Mapsにおける国内最初の販売開発パートナーとして、企業、官公庁向けサービスの開発と販売体制を強化し、3月1日より提供開始する。
無料版の「Google Maps API」は、企業内、庁内イントラネットなどの社内利用や、会員サイトなどでの商業利用は不可で、官公庁等が広く住民へサービス配信する地図として利用したい場合にも稼働保証や広告規制ができないなどの制約があった。
一方「Google Maps API Premier」は、社内利用、商業利用に向けた稼働保証・サービスレベル保証にも対応し、安心して利用できる。国際航業は、Google Maps API Premierの販売開発パートナーとして、システム導入コンサルティングやアプリケーションのカスタマイズ開発を実施し、導入から運用まで各種の地図利用シーンへの適用サービスを行う。
同社は、これまで培ってきた官公庁や民間企業でのGIS(地理情報システム)開発実績に加え、ライブラリとして保持している航空写真や地図コンテンツを重ね合わせるマッシュアップサービスも併せて展開することで、顧客のニーズに応えていく。発表によるサービスの特徴は、以下のとおり。
- Google Mapsの機能を制限なく使用可能:Google Mapsが提供する世界中の地図、航空写真、ストリートビューを制限なく利用できる。
- 稼働保証、サービスレベルの保証:年間契約での稼働保証、99.9%の稼働が保証されている。
- 企業内・庁内イントラネット、会員サイトでの利用:無料版では利用できない、イントラネット環境での業務利用や会員限定サイト用途での利用が可能。
- 携帯やジオコーディング制限の上限アップ:携帯サイトでの表示やジオコーディングの回数制限について、Google Maps API Premierでは上限が大幅にアップされる。
- 国際航業が保有する地図や写真のライブラリのマッシュアップ(オプション):同社が保有する高精細な航空写真や斜め航空写真、各種地図コンテンツを顧客のブラウザでマッシュアップするサービスを提供する。
なお同社では、グーグルが3月10日に開催する「Google Enterprise GEO Day」セミナー(六本木ヒルズ森タワー)において講演を予定している。
「Google Enterprise GEO Day」
http://www.google.co.jp/intl/ja/landing/gedgeo2010
「Google Maps API Premier」
http://www.netmap.jp/GoogleMapsAPIPremier/
国際航業 / Google / Google Maps / GIS
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