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マカフィー、Adobe LiveCycle ES2と連携した情報漏洩防止ソリューションを発表

2010年3月16日(火)IT Leaders編集部

McAfee Inc.の日本法人マカフィーは2010年3月15日、「Adobe LiveCycle Rights Management ES2」(アドビ ライブサイクル ライツ マネジメント イーエスツー)との連携機能を搭載した情報漏洩防止ソリューションの最新版「Host Data Loss Prevention 9.0」(マカフィー ホスト データ プリベンション 9.0)の提供を、2010年3月23日より開始すると発表した。マカフィーとアドビ システムズは、同製品を情報漏洩防止(Data Loss Prevention、DLP)とエンタープライズデジタル著作権管理(Digital Rights Management、DRM)の統合ソリューションとして、共同で提供する。

今回、同ソリューションに搭載されるAdobe LiveCycle ES2との連携機能は、2009年9月にマカフィーとアドビ システムズ社が締結したグローバルアライアンスに基づいて開発されている。両社の得意分野、ポリシーベースのデータ分類(マカフィー)とポリシーベースの電子文書保護(アドビ システムズ社)を組み合わせた機能により、企業は知的財産やコンプライアンス関連データなど、重要なビジネス情報を容易に保護できるようになる。これにより、企業は、データ分類に基づいた機密情報に対するアクセスコントロールを自動的に実行できるとともに、コーポレートガバナンスポリシーを施行することで、情報漏洩を減らすことができる。

「Host Data Loss Prevention 9.0」で追加・強化された機能は次のとおり。

  • ヒットハイライト
    証拠ファイルを保存したデータベースとは別に、ルール違反を引き起こしたテキストをハイライト表示する。Googleの検索結果のようなHTMLページで提供されるので、管理者はどのルールで違反が発生しているかを迅速に特定できる。
  • リムーバブルデバイス制御機能の強化
    リムーバブルデバイスからのアプリケーション実行を制御することにより、USBメモリーなどのリムーバブルデバイスからのマルウェア感染や、不許可アプリケーションの実行を防止できる。また、デバイスシリアル番号のリストをCSV形式でインポートできるので、デバイス定義を設定する際の利便性が向上した。
  • ドキュメントプロパティ定義の強化
    機密データの検出ルールで使用されるドキュメントプロパティ定義を拡張し、保護ルールでの使用を可能にしている。これにより、機密文書用のテンプレートを使用したファイルのメール添付をモニターしたり、特定のユーザーが作成したファイルのUSBメモリーへのコピーをブロックしたりすることができる。

「Host Data Loss Prevention 9.0」の価格は1ノード1万6800円(税込み)より。


「Host Data Loss Prevention 9.0」
http://www.mcafee.com/japan/products/data_loss_prevention.asp

セキュリティに関する研究・調査結果
http://www.mcafee.com/japan/security/publication.asp

マカフィー
http://www.mcafee.com/jp/

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McAfee / Adobe / 協業・提携 / 情報漏洩対策

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