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アビームと日本オラクル、グローバル製造業向け経営管理ソリューションを提供開始

2010年4月13日(火)IT Leaders編集部

アビームコンサルティングと日本オラクルは、多国的に事業展開する製造業を対象として、グループ経営管理を支援するソリューション「グローバル製造業向け経営管理モデル」を2010年4月12日より提供開始した。

発表によれば、グローバルに展開する製造業を取り巻く昨今の環境は、調達・生産・販売におけるビジネスモデルやプロセスが常に変化しており、市場の変化に機敏に対応するためには、情報の分析と施策を迅速に実施し、経営の意思決定を行う、本来の「グループ経営管理」の仕組みが求められている。加えて、グループ経営管理を実現することは、IFRS(国際財務報告基準)対応にも役立ち、企業競争力の強化を促す。

「グローバル製造業向け経営管理モデル」は、アビームコンサルティングが提供する3つの経営管理モデルに、オラクルの連結経営管理アプリケーション、予算管理アプリケーション、および需要管理アプリケーションのそれぞれを組み合わせて提供するソリューションで、段階的な導入や既存の仕組みを最大限に活用した導入も可能となっている。

「グローバル製造業向け経営管理モデル」の概要は以下のとおり。

1. グローバル連結対応重視モデル
複数会計基準の制度連結と管理連結を一致または融合する仕組みにより、マネージメントアプローチへの対応、事業、拠点、製品や顧客などのセグメント管理および分析を可能にする。同モデルの軸として、オラクルの連結経営管理アプリケーション「Oracle Hyperion Financial Management」を活用。

2. 事業計画拡張モデル
全社的な戦略立案から、事業および各社の予算策定、予実対比の業務プロセスと仕組みの標準化・統合により、効率的で精度の高い経営管理を可能にする。同モデルの軸として、オラクルの予算管理アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」を活用。

3. グローバル生販在統合モデル
販売計画、生産計画、在庫計画の生販在情報と予算を連動して月次で策定することにより、生販在情報の変動をきめ細かく予算に反映し、財務情報と連動した経営シミュレーションが可能となる。同モデルの軸として、オラクルの需要管理アプリケーション「Oracle Demantra」を活用。

アビームコンサルティングでは、EPM(企業経営管理)のアプリケーション製品群としてグローバルでの導入実績を持つオラクルの「Oracle Performance Management Applications」を同社のコンサルティングモデルに組み込んで提案していく。オープンな標準技術を基盤にしているため、オラクル製品以外の他社アプリケーション製品との連携にも対応し、企業の財務、非財務など各種の経営情報を統合管理することが可能。また、レポート機能やシミュレーション機能によって、適確な経営判断を支援する。

同社では、同モデルに沿って、各製造業の戦略に適した業績評価指標、業務プロセスとルールの整備、それらを支えるITシステムの構築を行い、経営管理の高度化を可能にすることで、グローバルにビジネスを拡大する企業を支援するとしている。

「グローバル製造業向け経営管理モデル」概要
http://jp.abeam.com/result/SL079.html

「グローバル製造業様向け 経営管理セミナー~グループ連結経営からグローバルPSIまでの垂直統合~」(2010年5月26日開催)
http://www.oracle.com/goto/jpm100526_2/

アビームコンサルティング
http://www.abeam.com/jp

 日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/

 

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アビームコンサルティング / Oracle / 経営管理 / 協業・提携 / 予算管理 / 製造

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