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住友電工情報システム、業務基盤ソフトウェアシリーズ「楽々BizSuite」を販売開始

2010年5月12日(水)IT Leaders編集部

住友電工情報システムは、業務基盤ソフトウェアシリーズ「楽々BizSuite」(ビズスイート)を開発し、2010年5月11日より販売を開始した。オフィスワークの効率化を推進する製品で、グループユーザー管理機能とシングルサインオン機能を組み込んだベースシステム(共通基盤)の「楽々BizSuite Base」と、すぐに利用可能な各種アプリケーション群「楽々BizSuite Application」で構成され、本体標準価格は200万円(税別)から。

「楽々BizSuite」の主な特徴は以下のとおり。

  1. ユーザーの一元管理・シングルサインオン:楽々BizSuite Baseのグループユーザー管理機能は、各企業の人事システムから社員、組織、配属情報、またメール管理システムからメールアドレス情報を取り込んで各システムに配信する機能。人事システムに存在しない外部協力会社社員や派遣社員のユーザー情報は個別にワークフロー機能で登録し、登録時にはワークフローによる承認機能により内部統制に対応する。ユーザーを会社ごとに分類・管理するマルチカンパニー機能によって、必要な会社のユーザー・組織情報のみ各システムに配信したり、ユーザー組織情報から電子電話帳を生成することも可能。また、シングルサインオン機能では、Active DirectoryやLDAPと連携可能で、全社的なシングルサインオン環境を構築できる。
  2. 楽々BizSuite Applicationとして、稟議申請・経費管理・出張旅費精算・文書管理・横断検索など、業務で必要なアプリケーションを用意している。楽々BizSuite Baseと連携させることで、すぐに利用することが可能。

楽々BizSuite Applicationでは以下のようなアプリケーションが提供される。

  • 稟議申請:業務の効率化、スピードアップを対象としたアプリケーション。大企業向けに定評のある同社製品の「楽々WorkflowII」をベースとして、ほぼ同等の機能を提供。設定するだけですぐに各種の稟議申請画面を作成でき、承認経路も自由に設定できる。数万人の利用も可能。
  • 経費管理:各種経費の申請や支払い依頼、精算を行うアプリケーション。部署、プロジェクト、立案単位に予算と実績のリアルタイムな対比ができる。ワークフローエンジンには楽々WorkflowIIを用いており、柔軟な承認経路の運用が可能。
  • 出張旅費精算:稟議申請、経費管理と同じ楽々WorkflowIIのワークフローエンジン上で稼働。承認者は同じ画面で決裁すべき一覧を確認できる。出張旅費精算では、あらかじめ定期区間を登録することで、定期区間を考慮した運賃が自動計算されるが、運賃の自動計算は「駅探」などのサービスと連携可能。
  • 文書管理:高速検索エンジンと専用ビューワを内蔵し、膨大な文書の中から、見たい文書、見たいページ、見たい部分を瞬時に探し出し、Excel、PDF、CADなどデータ形式を問わず表示する。ページ単位の転送により遅い回線でも軽快に表示できるほか、ワークフロー機能や詳細な権限管理機能によって内部統制に対応した文書管理も可能。
  • 横断検索:文書管理に登録されていないものも含め、社内に散らばるあらゆるファイルを検索。ファイルサーバー内のドキュメントだけでなく、Notesサーバーやリレーショナルデータベース、Webサーバーなど、さまざまデータを対象に検索。利用者は元のファイルの場所を意識せず、検索条件を入力するだけで権限に応じたドキュメントを表示できる。

「楽々BizSuite」
http://www.sei-info.co.jp/products/products_bs_top.html

住友電工情報システム
http://www.sei-info.co.jp/

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