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2基の冷却ファンがサーバー内の熱を上部へ排気

2010年5月21日(金)

PRIMERGY CX1000/富士通 富士通は2010年3月17日、サーバー「PRIMERGY CX1000」を発売した。ラック「PRIMERGY CX1000 S1」とサーバーノード「PRIMERGY CX120 S1」で構成し、1ラックあたり38台のサーバーノードを搭載する。

最大の特徴は冷却機構にある。ラック上部に大型ファンを2基設置し、サーバーノード背面から放出する熱を、ラック後部の排気口を通じて上部へ排出するようにした。「これまではサーバーノードごとに8〜10基のファンを搭載していたが、これらのファンを排除して冷却装置を集約した。従来機『PRIMERGY RX200 S5』を38台搭載したラックよりも約13%の消費電力を削減できる」(IAサーバ事業本部長 河部本章氏)という。

サーバーの設置スペースを削減する効果も見込める。ラック上部へ排気するため、2台のラックの背面を合わせて設置できる。これにより「従来のラックマウントサーバーに比べて設置スペースを約40%減らせる」(同氏)。通常、ラック後部は排気スペースとして空けておく必要があった。価格(税別)は1480万円から。 (折川)

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