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SIINS、コンソールサーバ「SmartCS NS-2240シリーズ」の最上位モデルを発売

2010年5月25日(火)IT Leaders編集部

セイコーインスツルの100%出資子会社であるエスアイアイ・ネットワーク・システムズ(SIINS)は2010年5月24日、データセンターやサーバルームに収容されている各種機器を統合して監視するコンソールサーバ「SmartCS NS-2240シリーズ」の最上位モデルとして、48ポートモデル「NS-2240-48」「NS-2240-48D」の2モデルを追加し、同日より発売すると発表した。

コンソールサーバ「SmartCS NS-2240シリーズ」は、コンソールポートを統合収容し、運用性の向上とセキュリティの強化、障害復旧支援などの機能を提供した製品。

近年、情報機器の省電力化・省スペース化がすすみ、1ラックに収容可能な機器の台数が増加。同社は、従来の32ポートよりも高い収容効率を求める顧客の要望に応え、新たに48ポートのモデルを追加した。また同シリーズはユーザーの設置環境に応じたAC電源モデル・DC電源モデルが用意される。

同シリーズの主な特長は以下のとおり。

  1. ライフラインである「コンソールアクセス」を確実に実現
    各種機器のコンソールポートはそれらの機器へ確実にアクセスできる「ライフライン」であり、機器故障などのメッセージ出力などが行われる非常に重要なポート。コンソールポートを統合収容し、管理経路を通信経路と別に確保することで、ネットワーク障害が発生した時にも本装置を経由して各機器へアクセスできる。
  2. ロギング機能による障害予防・復旧支援
    CFカードへの記録やメール・FTP・syslogなどの外部送信などにより、監視対象機器が出力する各種コンソールメッセージや技術者のオペレーションログが常に保存される。監視対象機器の障害発生時の障害箇所の特定と復旧作業の短縮、また作業のエビデンス取得としても利用できる。
  3. セキュリティの強化
    コンソールポートは監視対象機器へ確実にアクセスできる手段であり、高いセキュリティが求められる。同製品は、ポート単位だけでなくログ取得単位でも細かくアクセス権を設定でき、異なるユーザーの機器を収容する事業者でも安心して利用できる。またRADIUSサーバの併用により、非常に大規模で様々な権限をもつユーザーが利用する環境でもそのアクセス権限を細かく、かつ容易に設定できる。加えてSSHv2やsFTPなどの実装による通信の暗号化、RADIUSサーバ等のユーザ認証・権限管理、そして前述のログ取得機能により、監視対象機器への不正アクセス防止の強化とアクセスログの保存ができる。
  4. 環境に応じて選べるラインアップ
    同シリーズは48ポートモデルの追加により合計10種類のモデルをラインアップした。ユーザーの装置数や電源環境に応じて適切なモデルを柔軟に選択できる。また、同シリーズ全てのモデルが共通のシステムソフトウェアを搭載しているので、異なるモデルを利用する場合でも設定や運用に負担がかからない。

同製品の価格はオープンプライスで、2010年11月より出荷される予定。

エスアイアイ・ネットワーク・システムズ
http://www.sii.co.jp/ns/

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