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セイコープレシジョン、ロードバランサーの上位機種を「Netwiser」シリーズで新発売

2010年6月2日(水)IT Leaders編集部

セイコープレシジョンは2010年6月1日、ロードバランサの新製品「SX-3750 LB」を開発し、2010年10月1日よりNetwiser(ネットワイザー)シリーズとして販売開始すると発表した。

SX-3750 LBは、2009年3月発売のロードバランサ製品「SX-3640 LBH」(標準価格80万円)の性能と機能を強化し、より高性能な機能を求める顧客に向けて商品化したもので、標準販売価格(税別)は180万円、SSLアクセラレータオプション付きが220万円。また、冗長化構成(2台)の場合の標準価格(税別)は324万円、SSLアクセラレータオプション付きが396万円。

新ハードウェアは、CPUにIntel Core 2 Duoを採用。メモリの拡張、内部バス速度の向上などの全面的な改良により、トータルスループットとして2.5Gbpsを実現可能にしたほか、SSLスループットも170Mbpsから1.5Gbpsと性能向上を図っている。

同社によれば、SX-3750 LBは以下のような顧客の要望に対応できる。

  • ギガビットネットワークでのロードバランシングを低価格で実現したい。:トータルスループットとして2.5Gbpsの性能を持ち、ギガビットインターフェースを持つサーバーの負荷分散を、冗長化構成(2台)でも324万円という価格で構築可能。
  • 負荷分散の複雑な構成設定から解放されたい。:日本語のWebインターフェイスですべての設定を行える。実サーバーの追加やメンテナンス時の一時負荷分散停止、設定情報のバックアップ・リストアなどすべてWeb画面で操作可能。

同社では今後、ネットワーク機器の一群を「Netwiserシリーズ」として販売し、ロードバランサの従来機種も含めシリーズとしての知名度アップと市場拡大を目指す。2010年10月から代理店方式での販売方法への切り替えを予定しており、まもなく代理店の募集を開始するとのこと。

なお、同社は「Interop Tokyo 2010」(幕張メッセ、展示会は6月9日~11日)のセイコープレシジョンブースにおいてSX-3750 LBの展示を行う。

「Interop Tokyo 2010」
http://www.interop.jp/index.html

「SX-3750 LB」
http://www.seiko-p.co.jp/systems/hardware/network/loadbalancer/sx3750.html

セイコープレシジョン
http://www.seiko-p.co.jp/

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セイコーソリューションズ / Netwiser / ロードバランサー / Interop

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