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ノベル、クラウドセキュリティを支援する「Identity Manager 4 Advanced Edition」を発表

2010年6月26日(土)IT Leaders編集部

ノベルは2010年6月25日、アイデンティティ管理製品の新版「Novell Identity Manager 4 Advanced Edition(ノベル・アイデンティティ・マネージャ4 アドバンスド・エディション」を発表した。

 ノベルの「Novell Identity Manager」は、セキュリティやアクセス関連のポリシーを維持しながら各種の異なるシステム上にあるアカウント情報をシステム間で自動連携し、高い効率性と利便性で統合管理する、包括的なアイデンティティ管理製品である。

 Novell Identity Managerはユーザ登録とアクセス権の付与、IDとパスワードの発行、無効になったアカウントの排除などをリアルタイムかつ自動的に行い、アイデンティティの整合性を保つことで、企業のセキュリティを高めコンプライアンスを確保する。

 「Novell Identity Manager 4 Advanced Edition(以下IDM4)」はクラウド時代に向けて拡張性をさらに向上するため、新たにMicrosoft SharePointドライバを搭載したほか、SAP ERPシステムとの連携も強められた。また、Salesforce.comやGoogle Apps対応のドライバを新たに用意し、クラウドアプリケーションとの緊密な連携を実現した。これにより企業は、クラウド上のシステムであっても社内と同じレベルで、アカウント情報を一貫して安全に管理することが可能となる。

 同様に、クラウド事業者がIDM4を活用しIDaaSを提供することで、ユーザ企業は安心してそのクラウドサービスを使用できる。

 IDM4ではセキュリティレベルを高めるため、連携前のソースデータの修正を行う分析機能を新たに搭載。これにより、異なるシステム間で企業ポリシーの一貫性を効率よく維持でき、コンプライアンス対策を強化できる。さらに、役割や職位ベースのきめ細かいアクセス権割り当てを行うロール管理機能「ロール・マッピング・アドミニストレータ」を新たに搭載したほか、従来からあるポリシー定義とワークフロー管理のための管理ツール「デザイナ」も拡張し、操作性と利便性のさらなる向上を図られている。

 IDM4の提供開始日は2010年9月を予定している。参考価格は1ユーザーあたり6000円(税別)より。

ノベル
http://www.novell.com/

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Novell / クラウドセキュリティ / ID管理

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