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[特別広報企画] セキュリティーの確保と自由度の高いワークスタイルを提供するクラウド・サービス

2010年7月20日(火)

組織は、役割や責任、ワークスタイルの異なるさまざまな人によって構成されている。企業が生産性を向上するためには、各個人が必要な情報やアプリケーションにすぐにアクセスでき、メンバー同士が容易にコラボレーションしていく環境が必要である。前編では、IBMが推進する「Smart Work」(スマートな働き方)の考え方と、それを実現するソリューションであるリアルタイムコラボレーションやビデオ会議、オフィス構築などについて聞いた。後編ではさらに、自宅のPCやスマートフォンなど、あらゆる場所・端末からセキュアに利用可能なデスクトップ・クラウド・サービスと、クラウド時代の災害対策としてのバックアップ・ソリューションを紹介する。

セキュアで高品質なデスクトップ・クラウドを実現

iPhoneやAndroid端末に代表されるスマートフォンやネットブック、iPadなど、個人でモバイル端末を所有・活用するビジネスパーソンが増えている。ワイヤレスインターネットやモバイルインターネットなどのインフラと、Web関連技術の発展がベースとなり、特に消費者市場では、モバイル端末を通じて、タスク管理やファイル共有など、さまざまなWebサービスの利用者も増加している。このような状況から、ビジネスパーソンがいつでもどこでも業務を遂行したいというニーズが高まっており、そのニーズを満たすIBMの回答のひとつが『IBM Smart Business Desktop Cloud クライアント環境仮想化サービス』、いわゆるデスクトップ・クラウド・サービスだ。

これまで、企業のモバイルユーザー向けの対応としては、通信カードの購入・配布の必要性やセキュリティー機能の実装、モバイル端末の持ち出しに関するルールなど、情報漏えい防止を中心としたセキュリティー面の配慮から、ごく一部のユーザーにのみ外部からの接続を許可するというケースが多かった。持ち出したノートPCの紛失、盗難などで情報が漏れてしまったという事件を耳にした方も多いだろう。しかしながら、企業には、セキュリティー面の配慮と同時に、コスト構造の変革や効率性から、オフィスのフリーアドレス化や在宅勤務など、多様化する勤務形態へのサポートが求められるようになっている。

IBM Smart Business Desktop Cloud クライアント環境仮想化サービス
図:ユーザーの環境に合わせた最適なデスクトップ環境を提供する、
IBMのデスクトップ・クラウド・サービス
『IBM Smart Business Desktop Cloud クライアント環境仮想化サービス』

IBMのデスクトップ・クラウド・サービスは、従来のデスクトップやアプリケーションの実行環境を、仮想化されたデータセンターのサーバーに集約するソリューションだ。同社の掲げる「Smart Work」を実現すべく、いつでもどこでもアクセスできる手段や、必要なメンバーとのコミュニケーションを行うための環境を、強固なセキュリティーとともに提供している。

デスクトップ・クラウド・サービスのユーザーは、会議室や自宅、出張先の端末など、手元の端末からネットワークを介して、仮想基盤上のデスクトップやアプリケーションを操作する。仮想化環境はデータセンターにあり、利用する端末には画面イメージのみ転送される。このため利用者の端末側にデータファイルが残存することはなく、強固なセキュリティーが確保される。さらに認証を強化すれば、端末の紛失や盗難などによる情報漏洩のリスクが極めて低くなり、企業はユーザー所有の端末利用を許容できるようになる。これにより、アクセスする端末や通信カードを企業側が管理・支給する必要もない。労働時間の管理など別途考慮は必要だが、ユーザーは、身近な端末を介して安全に業務を遂行できるため、場所や時間の制約が少なくなり、生産性を向上できる。

畠中 亮氏
ITS事業部
ITSソリューション
主任ITアーキテクト
畠中 亮氏

2003年、日本IBMに入社。入社以来、セキュリティー・エリアのソリューション・デザインや構築プロジェクトを担当。2006年より、企業のワークスタイル変革やセキュリティー・レベル向上などを実現するデスクトップ・クラウドの展開を推進している。

IBMが最近手がけた国内大手企業のデスクトップ・クラウド・サービスの事例について、同社のGTS・ITS事業 インフラストラクチャー・ソリューションズ 主任ITアーキテクトの畠中 亮氏は「6500ユーザー規模の在宅勤務をサポートするべく、デスクトップ・クラウド環境を構築しました。社員の方が自宅などのPCやスマートフォンを使って利用できますので、休日出勤や残業が少なくなるとともに、承認処理の迅速化など確実にワークスタイルが変わりました。ネットワークを通じて仮想のデスクトップやアプリケーション環境を操作するということで、パフォーマンスを気にされる方もいらっしゃいますが、このケースでは、600ユーザーが同時にアクセスしても耐えられる高性能な環境を設計しました。ユーザーからは『これまでのPCよりも処理が高速だ』と評価をいただいています」と説明した。子育て中のスタッフなど、スキルを持った従業員の雇用継続にもつながっていくという。

競合他社の同様のソリューションと比較した、デスクトップ・クラウド・サービス『IBM Smart Business Desktop Cloud クライアント環境仮想化サービス』の優位点について畠中氏に聞くと「仮想化製品の主要ベンダーはグローバル規模に展開しており、弊社もグローバル規模でアライアンスを組んでいます。数多くのお客様事例から得られた知見やリクエスト事項を各社にフィードバックし、製品機能の向上を図るとともに、新製品に関して共同で検証作業を実施するなど、デスクトップ・クラウドという新しい領域を切り開いています。IBM各国の事例は、IBM社員向け研修の教材としても活用され、また設計や構築・保守に関するコンテンツ・アセットを共有しています。技術進展の早いこの分野において、私たちは積極的に情報をフィードバックして共有するとともに、自分のほうで何か課題を抱えていたとしても、グローバル規模の知見により解決することができます」と、世界中の社員同士がノウハウを共有している強みをアピールした。

 

IBMのデスクトップ・クラウドの取り組みとその導入効果など、
より詳しい内容についてはパンフレットをダウンロードしよう!

クライアント環境仮想化により、セキュリティー対策とコスト削減を実現
『IBM Smart Business Desktop Cloud クライアント環境仮想化サービス』

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