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日立、中小規模システム向けのビデオ会議サーバ「ビデオサーバS」を販売開始

2010年7月21日(水)

日立製作所(以下、日立)は2010年7月20日、高画質・高音質なビデオ会議を実現する日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」の製品ラインアップに、最大20拠点の同時接続が可能で、80万円を下回る価格を実現した中小規模システム向けビデオ会議サーバ「ビデオサーバS」を追加し、8月2日から販売を開始すると発表した。予定出荷時期は、2010年8月31日。

「ビデオサーバS」は、パソコンやテレビなどのビデオ会議端末へ高画質映像の配信やビデオ会議拠点と端末などのネットワーク管理を行うビデオ会議サーバである。同時接続できるソフトウェアとライセンスを6拠点(20端末)まで標準添付し、ライセンスの追加により最大20拠点までの同時接続が可能となる。また、従来モデルと比べ、小型化・軽量化・省電力化を実現している。さらに、USBカメラやマイクスピーカを準備するだけで、既存のパソコンをビデオ会議端末として活用することもできる。

「ビデオサーバS」の特徴は次のとおり。

  1. HD(High Definition)画質で最大20拠点の同時接続が可能
    標準構成で6拠点(20端末)までのビデオ会議が可能。ライセンスの追加により最大20拠点(50端末)まで対応できるとともに、高解像度な画像を実現するHD画質によるビデオ会議を実現する。HD画質対応の20拠点まで同時接続が可能なサーバとしては、導入しやすい価格設定で、初期導入コストを抑えた小規模からの容易なシステム導入が可能となる。
  2. 小型・軽量・省電力設計
    従来モデル「小規模ビデオサーバ」と比べ、筐体体積を約80%、質量を約50%、そして消費電力を約15%削減し、装置サイズの小型化・軽量化・省電力化を実現する。オフィスや店舗の空きスペースやデスクの上などに簡単に設置することができ、さらに消費電力を抑えたシステム運用も実現する。
  3. システム設定が容易
    サーバのシステム設定がWebブラウザ画面で実施できる。また、6拠点(20端末)のビデオ会議システムの構成データが初期設定されているため、簡易な設定作業でシステム構築、ビデオ会議の利用が可能である。

「ビデオサーバS」(サーバソフトウェア、ポートライセンス6、シートライセンス20を含む)の価格は、73万5000円~(税込み)。
ビデオ会議端末、SE費、据付調整費は別途必要。
ポートライセンスとは、ビデオ会議システムに同時接続するためのライセンスのこと。
シートライセンスとは、ユーザー端末の情報をサーバに登録するためのライセンスのこと。

なお、日立は今後3年間で販売目標3600台を目指すとしている。

また同社は、2010年7月22日~23日に東京国際フォーラムで開催する「日立uVALUEコンベンション2010」において、日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」を出展する。


日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」
http://www.hitachi.co.jp/products/it/network/netcshd/index.html

「日立uVALUEコンベンション2010」
http://hitachi-uvcon.com/

日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/

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