[海外動向]

【HP Software Universe 2010(米ヒューレット・パッカード)】ITデリバリ環境の急速な変化に応え 投資効果の最大化図る製品/サービスに注力

2010年8月2日(月)

「Outcomes That Matter」─。リーマンショック後の景気後退を乗り越え、日本より一足先に新規のIT投資が戻りつつある欧米のユーザー企業。彼らの関心は、ITをいかに効率的に活用するか、いかに迅速に投資効果を上げるかに焦点が移りつつある。 2010年6月15日~18日 米ワシントンD.C.

そんな中、米ヒューレット・パッカード(HP)が開催したのが、同社Software & Service部門の年次イベント「HP Software Universe 2010」だ。会場は米ワシントンD.C.に隣接するメリーランド州にあるゲイロード・ナショナル・リゾート&コンベンションセンター。世界各国のユーザー企業やパートナーなど2000人以上が駆けつけた。冒頭の「Outcomes…」は、今回米HPが掲げたテーマだ。

プライベートクラウドが主流に

ビル・ベクティー氏 写真1 講演する米HP Software & Services エグゼクティブバイス プレジデントのビル・ベクティー氏。IT環境に急速な変化が起きていると強調した

基調講演では、米HP Software & Services エグゼクティブバイスプレジデントのビル・ベクティー氏が企業内のIT環境に根本的な変化が起きていると指摘。仮想化は引き続き企業内での利用が広がり、「x86システムで稼働するワークロードのうち、仮想環境で稼働するものは現状で28%だが、2012年には48%に増加する」(ベクティー氏)。クラウドコンピューティングについては、「次の2、3年でプライベートクラウドが普及し、クラウドのメインストリームになる」(同)と主張。さらにスマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末の急速な普及がIT環境の変化に拍車をかけていると指摘し、「2010年以内に10億台のモバイル端末がインターネットに接続する」と続けた。

急速に変化するIT環境。こうした状況下でIT投資効果をいかに最大化するか。それに対する回答として米HPが示したのが、サービス管理やアプリケーション開発支援、ソフトウェアサポートの3つの新製品・サービスだ。

社内・クラウド統合監視製品など

1つめは、サービス管理製品群の最新版「HP Business Service Management(BSM) 9.0」だ。システムの構成管理・変更管理製品「HP Operations Manager i(OMi) 9.0」、アプリケーションのパフォーマンス監視製品「HP Business Availability Center(BAC) 9.0」などで構成する。

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