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日本HPがSSOミドルウェア新版「IceWall SSO 10」、仮想化環境での可用性を向上

2010年8月9日(月)IT Leaders編集部

日本ヒューレット・パッカードは2010年8月2日、SSO(シングル・サイン・オン)ソフトの新版「HP IceWall SSO Ver.10.0」を出荷した。新たに、認証サーバー機能を分散配置できるようにして、仮想環境/クラウドにおける可用性/拡張性を確保した。価格は、100ユーザー157万5000円(税別150万円)から。

IceWall SSOは、HTTPリバース・プロキシと認証サーバーを組み合わせた、SSOソフトである。Webアプリケーション・サーバー群へのWebアクセスの窓口となり、ユーザー認証を経た後に、Webアクセスを中継する。なお、リバース・プロキシを介さずにWebサーバーとWebクライアントを直接通信させるための、Webサーバー側に導入するエージェント・ソフトも用意している。

新版では、仮想化環境/クラウドとの親和性を高めた。具体的には、認証サーバーを複数台、分散配置して並行動作できるようにした。これにより、認証サーバーの可用性と拡張性(負荷分散)が高まり、リソースが動的に変化する仮想環境やクラウド・サービスに向くようになった。

新版ではさらに、認証サーバーに対する通信プロトコル(ICP)を刷新し、HTTPでカプセル化できるようにした。これにより、認証サーバーを利用する社外(パブリック・クラウドなど)のWebアプリケーションから社内の認証サーバーへのセキュアなアクセスを、HTTPS(SSL)を用いて容易に実現できるようになった。

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