低価格で大容量のクラウド型ストレージサービスが登場した。業界最安をうたい、インターネットイニシアティブが2010年8月に提供を始める「IIJ GIOストレージサービス」だ。10TBの容量を利用する場合の料金は月額48万円、1GB換算で月額48円で利用できる。
IIJ GIOストレージサービスは、1TB以上のディスク領域に加え、ボリュームのスナップショットの取得やリストア(復元)、Active Directory連携機能などを備えたWindows環境向けのオンラインストレージサービス。データ保全のために、ストレージはRAID 6で冗長構成する。サービスを運用するデータセンターは、東日本と西日本に分散配置している。
ファイルアクセス用のプロトコルには、WindowsのNAS向けファイル共有プロトコル「CIFS(Common Internet File System)」が利用できる。エディションは通常版の「ベーシック」、ログ監査機能やウイルス対策などの有料オプションを充実させた「スタンダード」の2つを用意(表)。NASとしてサービスにアクセス可能にするゲートウェイ装置のNASヘッドは、ベーシックでは共有、スタンダードでは専有となる。年内をメドに、システム連携用APIの提供も計画している。 (鳥越)
エディション | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
IIJ GIOストレージ ファイルサーバベーシック |
2万円 | 基本料金(容量1TB)は8万円、容量追加(1TBごと)は総容量5TBまでは5万円/TB、それ以上は4万円/TB |
IIJ GIOストレージ ファイルサーバスタンダード |
2万円 | 基本料金(容量5TB)は40万円、容量追加(1TBごと)は総容量10TBまでは7万円/TB、11〜20TBまでは6万5000円/TB、それ以上は6万円/TB |
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