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日立情報、ITリソースの利用量を必要に応じて変更できるIaaSを提供開始

2010年8月19日(木)IT Leaders編集部

日立情報システムズ(日立情報)は、同社が2010年1月より提供しているリソースオンデマンドサービス「BusinessStage ROD」に、ITリソースのスケール(利用量)を顧客自身が自在にコントロール可能な「スケーラビリティモデル」を追加し、2010年8月18日から提供開始した。

「BusinessStage」は、クラウド型サービスと顧客占有リソース型アウトソーシングサービスの双方の特徴を兼ね備えたサービスで、顧客のビジネス形態に適したITリソースをきめ細かく提供するというもの。今回、ビジネスの変化により柔軟かつスピーディに対応したいという顧客の要望に応え、BusinessStageのIaaS(Infrastructure as a Service)型サービスとして提供中のリソースオンデマンドサービス「BusinessStage ROD」に、顧客自身がITリソースの利用量を自在に変更・コントロールできる「スケーラビリティモデル」を追加した。

同モデルでは、顧客ごとに用意されるセルフポータルWeb画面から、仮想サーバーの生成(スケールアウト)やサイズ変更(スケールアップ)を、顧客自身が指定できる。

  • セルフスケールアウト機能
    仮想サーバーの生成を顧客自身が行える。仮想サーバーのサイズは、用意されたリソースプランから選択できる。
  • セルフスケールアップ機能
    仮想サーバーのサイズ変更を顧客自身が行える。

なお、同サービスは、仮想化ソフトウェアとして「VMware vSphere」を活用している。各リソースプランと仮想サーバーサイズ、月額提供価格(税込み)は、以下のとおり。

  1. Microプラン(1vCPU、メモリ1GB、ディスク10GB):8,190円/月・台
  2. Smallプラン(1vCPU、メモリ1GB、ディスク40GB):1万6,170円/月・台
  3. Mediumプラン(2vCPU、メモリ2GB、ディスク40GB):2万4,780円/月・台
  4. Largeプラン(4vCPU、メモリ4GB、ディスク40GB):4万1,790円/月・台

また、仮想サーバーへのシステムインストールも、顧客自身がリモート環境から実行できるほか、インストールの際に必要なCDメディアファイルを保管するストレージも、無償で提供される。

  • メディアファイル保管サービス
    仮想サーバーへシステムインストールする際に必要なCDメディアファイルを保管するストレージを、無償で提供。セルフポータル画面からリモートコンソール機能によって対象の仮想サーバーにアクセスし、CDメディアファイルをマウントすることでシステムをインストールできる。

同社では、今後もBusinessStageを構成するサービスのラインアップを強化するとともに、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして同サービスを積極的に展開していく。

「BusinessStage ROD」
http://www.hitachijoho.com/solution/outsourcing/dor/index.html

日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/

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日立システムズ / VMware / Harmonious Cloud / 日立製作所 / ITインフラ / IaaS

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