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Javaアプリケーションの運用効率化を支援

2010年9月14日(火)

JRockit Virtual Edition/日本オラクル 日本オラクルは2010年8月10日、Javaアプリケーションを仮想環境で運用しやすくするミドルウエア2製品を発表した。(1)ハイパーバイザ上で直接稼働するJava VM「JRockit Virtual Edition」と、(2)システム構成のデプロイ(配備)ソフト「Oracle Virtual Assembly Builder」である。

(1)は既存のJava VMであるJRockitをベースに、ファイルI/Oやプロセススケジューラ、TCP/IPスタックなどOSの基本機能を組み込んだJava VMである。汎用OSを別途用いることなく、ハイパーバイザーであるOracle VMの上で直接動作する。汎用OSのオーバーヘッドを取り除くことで、同社の検証では性能が32%向上したという。

(2)はJavaアプリケーションを仮想環境にデプロイ(配備)する。Webサーバー、Javaアプリケーションサーバー、データベースサーバーで構成する3階層システムをテンプレート化して管理し、クラウドなどの仮想サーバー環境の上に構築する。

いずれも、提供開始時期や価格は未定。ただし、一部のユーザーに対して限定的に提供を開始している。 (日川)

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