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イグアス、ファイルサーバー活用を支援する「GDMSアプライアンス」を提供

2010年9月9日(木)IT Leaders編集部

JBCCホールディングスの事業会社であるイグアスは2010年9月8日、ジャストシステムおよび日本アイ・ビー・エム(日本IBM)の協力のもと、ジャストシステムのファイルサーバー活用システム「GDMS」と、IBMのx86サーバー「IBM System x」を組み合わせたアプライアンス・ソリューション「GDMSアプライアンス」の販売を開始すると発表した。価格は190万円(税別)、同日より出荷開始した。

同アプライアンス・ソリューションは、企業のファイルサーバー管理に最低限必要な機能を、導入しやすい価格で提供し、ユーザーによる容易な設置と運用を実現可能にするというもの。今回発表の「GDMS(Green Document Management System)アプライアンス」では、中堅中小市場の企業や、大企業の部門向けに、ファイルサーバーの肥大化対策、および情報品質の向上を支援する。

具体的には、ファイルサーバー活用システム「GDMS」の必要最低限の機能を、IBMの省スペースx86サーバー「IBM System x」へ、あらかじめインストールして届ける。システムの詳しい知識がなくても、同梱の設置ガイドに従うと、およそ60分で初期設定を完了できるとのこと。初期設定や運用に際しては、イグアスが専用サポート窓口を開設する。

GDMSの機能のうち、同アプライアンスでは以下の3つの機能を提供している。

  1. ファイルサーバーの現状を見える化し、ファイルの削除/アーカイブによりファイルサーバーを整理
  2. 使える情報がすぐに見つかるようにファイルサーバーを清浄化
  3. ファイルサーバーをチェックしファイルのアクセス権管理を正常化

さらに、GDMSの他の機能を含む将来のファイルサーバーの拡張にも容易に対応できるほか、ジャストシステムの検索エンジン「ConceptBase Enterprise Search」との連携により、社内検索エンジンの精度を向上させることも可能。

また、同アプライアンスで採用したサーバー「IBM System x3250 M3」は、省スペースな1Uラックマウントサーバーながらも、独自の技術により高密度と高い冷却性を特徴としている。IBMサーバーで提供されるリモートモニタリング機能やアラート機能も活用でき、運用の効率化が可能。

同アプライアンス・ソリューションの基本構成は以下のようになる。

  • ソフトウェア:GDMS 1.0 アプライアンス導入済み(管理容量 1TB)
  • ハードウェア:IBM System x3250 M3(1Uラックモデル)
    CPU:インテルCore-i3-530 2.93GHz-1333MHz 1個搭載
    HDD:500GB シンプルスワップ 3Gb/s SATA HDD 1個搭載
    OS:Windows Server 2008 Standard R2 32bit/64bit 1個導入済み

 
「GDMS」
http://just-enterprise.com/product/gdms/

ジャストシステム
http://www.justsystems.com/jp/index.html

イグアス
http://www.i-guazu.co.jp/

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イグアス / ファイルサーバー / アプライアンス / ジャストシステム / IBM / JBCC

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