[新製品・サービス]

ネットワールド、VMware仮想アプライアンス版のiSCSIストレージを出荷、共有ストレージを安価に代替

2010年12月1日(水)

 ネットワールドは、VMware仮想アプライアンスとして実装したiSCSI共有ストレージ「StorMagic SvSAN v4.4」を、2010年12月1日に出荷する。VMware環境の共有ストレージを安価に代替することが狙い。価格は未定だが、2011年3月31日までの期間限定価格は、24万9800円(税別)から。開発会社は、英StorMagic。ネットワールドは国内販売代理店の1社。

 StorMagic SvSANは、iSCSI(IP-SAN)で接続して利用するストレージである。実装形態はVMwareの仮想アプライアンスであり、提供する機能としてiSCSIターゲット・ソフトを導入している。自身に割り当てたディスク領域をiSCSIターゲットとして見せることで、ESXやほかのサーバーに対するきょう体内の外部ストレージになる。管理機能も、VMware vCenterのプラグインとして実装している。

 ほかのiSCSIターゲット・ソフトと比べた主な優位点は、複数台のVMware ESXに導入したStorMagic SvSAN同士の間で、データのミラーリングがとれること。これにより、きょう体の外部に共有ストレージを用意することなく、VMwareのHA(高可用性)構成やVMotion(仮想サーバーのマイグレーション)が可能になる。

 稼働環境は、VMware vSphere 4。NICはギガビット・イーサネットが必要。

 なお、StorMagic SvSANは、今回のバージョン「v4.4」で、米VMwareの認定プログラムの承認を受けている。VMwareを販売するネットワールドでは、これに合わせて、2010年4月からパイロット販売してきたStorMagic SvSANを、本格的に販売した。出荷開始時点では、2011年3月31日までの期間限定の参考価格しか設けておらず、正式な価格は未定。

 ライセンスは、実現するストレージ容量に応じて4種類を用意した(すべて期間限定の税別価格)。いずれも、HA構成が可能。(1)容量2Tバイトは、24万9800円で、サポート費用が8万円。(2)容量4Tバイトは、34万9800円で、サポート費用が8万5000円。(3)容量8Tバイトは、89万8500円で、サポート費用が15万円。(4)容量無制限は、143万8500円で、サポート費用が25万円。

関連記事

トピックス

[Sponsored]

ネットワールド、VMware仮想アプライアンス版のiSCSIストレージを出荷、共有ストレージを安価に代替 ネットワールドは、VMware仮想アプライアンスとして実装したiSCSI共有ストレージ「StorMagic SvSAN v4.4」を、2010年12月1日に出荷する。VMware環境の共有ストレージを安価に代替することが狙い。価格は未定だが、2011年3月31日までの期間限定価格は、24万9800円(税別)から。開発会社は、英StorMagic。ネットワールドは国内販売代理店の1社。

PAGE TOP