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日立情報システムズ、クラウド型のファクスサーバー「IfesMate」を提供

2010年12月14日(火)IT Leaders編集部

日立情報システムズ(日立情報)は、クラウド型のファクスサーバーソリューション「IfesMate(アイフェスメイト)」を、2010年12月13日より提供開始した。

 ファクスサーバーの機能を申し込みから最短5営業日で利用可能な「IfesMate」は、日立情報システムズ(日立情報)によれば以下のような特徴を持つ。

  • 他社のクラウド型ファクスサービスの多くは、ダイレクトメールや受発注一括受け付けなど大量の送受信を想定した利用方法が主流だが、IfesMateでは各種業務で利用されることを想定し、機能の充実を図っている。
  • 特に、承認機能、データ保存、権限ロールなどのセキュリティ機能により、情報漏洩や誤送信など、ファクスでの送受信に関わるリスクを抱えている企業向けとなっている。
  • 送受信の履歴が自動でデータベースに登録されるため、過去に送受信したファクスの検索・確認が容易で、コンプライアンス強化や業務効率向上を図れる。
  • 従量制によるクラウドサービスであり、ファクスの利用量が急増した場合でも、回線やサーバーの増強を意識することなく利用できる。

 IfesMateの主な機能は以下のとおり。

  1. ファクス送受信機能
    Microsoft Excel、Microsoft Word、Adobe PDFのファイルをIfesMateのWeb画面へアップすることにより、指定した宛先にファクスを送信できる。また、取引先等のファクス機から送られたデータは、IFesMateの受信機能でPDF形式に変換され、Webで内容を閲覧できる。ファクス受信時には、設定された担当者に受信メールが配信されるためリアルタイムで確認でき、受け取り漏れも防止可能。さらに、PDF編集機能により、受信したファクスを印刷することなく、原稿に追記して送信相手に返信することも可能。
  2. 承認フロー機能
    ファクス送信の際に、事前に設定された承認権限者の承認がなければ送信できないため、誤送信を抑止でき、情報漏洩防止が可能になる。
  3. データ保存機能
    送受信を行ったファクスデータは、一定期間Web 内で観覧することが可能。また、一定期間を超えるデータもDVD-Rに保存し、セキュリティ配送サービスを利用して受け取ることが可能(オプションサービス)。

 IfesMateの価格(税別)は以下のとおり。

  • 初期費用:10万円~
  • 月額費用:15万円/1法人あたり
  • 利用ユーザーID:400 円/同システムにアクセスするユーザーID
  • ファクス番号利用料:2,000 円/同システムで利用設定する番号ごとの課金
  • 送信単価:33円
  • 受信単価:6円

日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/

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