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[新製品・サービス]

ブレードサーバー筐体内に収容できる小型UPSなど、NECが販売開始

2010年12月20日(月)IT Leaders編集部

NECは2010年12月20日、中堅・中小企業を対象としたブレードサーバーシステム「Express5800/SIGMABLADE」で使用するオプション装置の新製品を発表した。ブレードサーバーのシャーシ内に収納可能な無停電電源装置(UPS)や、I/O共有スイッチなどを新たに販売する。

 「SIGMABLADE-M 専用UPSユニット」は、8台のブレードサーバーを収容できる同社のブレードサーバー用小型シャーシ「SIGMABLADE-M」向けのUPS。同日より販売開始する。SIGMABLADE-Mの筐体内にある電源ユニット用のスペースに搭載できるのが特徴だ。ニッケル水素バッテリを採用し、5年間はバッテリを交換せずに利用できるとする。最大供給電力は1900W。

 SIGMABLADE-M 専用UPSユニットの価格は、39万円(税別)から。同製品とSIGMABLADE-M、ネットワークスイッチ、運用管理ソフト「WebSAM SigmaSystemCenter」をセットにした「SIGMABLADEシステム統合基本セット」も提供。2011年3月末までの期間限定で49万8000円(同)で販売する。これは、通常価格の半額程度となる。

 2011年第1四半期には、SIGMABLADE-M内の複数のブレードサーバーで、ファイバチャネルやSAS、LANのネットワークインタフェースカード(NIC)を共有可能にする「SIGMABLADE-M 専用I/O共有スイッチ」を販売する。ブレードサーバー1台ごとに必要なNICを搭載する手間が不要になる。価格は98万円(税別)から。

 同社は新製品の投入を機に、ブレードサーバーの拡販体制を強化。ブレードサーバーを利用したサーバー統合などを支援する専任組織「ITNWソリューションセンター」を約30人体制でスタートさせた。「こうした施策により、今後1年間でSIGMABLADEブランド全体で2万台の販売を目指す」(NECプラットフォームビジネスユニットの赤津 素康支配人)。

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