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ファクス通信を自動検出して電話のみを携帯に転送、チャットボイスがIP-PBX製品「交換職」を機能強化

2010年12月21日(火)IT Leaders編集部

チャットボイスは2010年12月20日、NTTドコモのFOMA携帯電話端末への定額転送機能を持つIP-PBXアプライアンス製品「交換職」の新版を発表した。FAX通信の自動検出機能を付加。ファクス番号と電話番号を1つの番号で兼用する場合、電話の音声通信のみを自動判別してNTTドコモの携帯電話端末に転送できる。

 IP-PBXアプライアンス製品「交換職」の新版は、ファクス機器同士が通信前に通信プロトコル情報などを交換するときに利用する「CN信号」を検出し、ファクス通信を判別。音声通信のみを携帯電話端末に転送する。「キャリアが提供する転送サービスでは、通信方法によって転送設定を変更できないケースが多かった」(チャットボイスの代表取締役、上原孝之氏)。

交換職は、短距離無線通信技術であるBluetoothを搭載したFOMA携帯電話端末との連携機能を持つ。NTTドコモの企業向け通話料割引サービス「ビジネス通話割引」を契約すると、従業員が持つ転送先のNTTドコモの携帯電話端末に定額で転送できる。定額の対象からは外れるが、他キャリアの携帯電話端末への転送も可能だ。

価格は従来版から据え置き、直販価格は7万9800円。FOMA携帯電話による転送機能を省いた廉価版の「交換職Lite」の場合、直販価格39800円。従来版の利用者は、同社Webサイトからアップデート用のファームウェアを無料でダウンロードできる。

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