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朝日生命、次期営業用タブレットPCと次期カラープリンターを導入

2011年2月1日(火)IT Leaders編集部

朝日生命保険(朝日生命)は2011年1月31日、全国約1万5千名の営業職員が顧客へのプレゼンテーションや保険設計に使用している営業用タブレットPC(愛称:ハンディアイ)、および全国約750拠点の営業所に設置しているカラープリンターを、2012年1月よりリプレースすると発表した。

「ハンディアイ」は、同社が業界に先駆け1991年6月より導入したタブレット型PCで、これまでモバイル通信機能やEメール機能の提供、プログラムのウェブ化による個人情報のセンターサーバーでの一元管理などを行ってきた。今回のリプレースで5世代目となる「ハンディアイⅤ(ファイブ)」では、顧客へのプレゼンテーションを強化するPCの導入を通じ、顧客一人ひとりに合った提案が行えるきめ細やかなサービスを、より一層推進していく。

ハンディアイⅤは、顧客視点で利用できるよう、12.1型の液晶タッチパネルを搭載した「コンバーチブル型のタブレットパソコン」となっており、富士通が、デザイン、使い易さ、信頼性を考慮して生命保険業界向けに設計・開発するというもの。客先での各種利用シーンに対応し、顧客ニーズに合わせPCの画面を回転、反転して見せることで、顧客とのコミュニケーションを促進可能とする。

また、朝日生命は今回、端末を資産として保持しない利用形態(導入台数1万7千500台)を採用。具体的には、富士通のアウトソーシングサービスである「ワークプレイス-LCMサービス」(LCMサービス)を利用し、PC・導入/展開・運用保守・モバイル通信を包括した「月額課金サービス」として、利用料金を支払う契約となる。

また、次期カラープリンターには、操作性と耐久性、各種環境基準・省エネ基準の面から、リコーの「IPSiO(イプシオ)SP C821」を採用。同製品はグリーン購入法を始め、国内・海外の各種環境基準に適合したカラープリンターで、現在のプリンターと比較し、印刷の際に発生するCO2排出量を年間で約20万Kg、立ち木に換算すると14,472 本の削減効果になるという(CO2排出量:0.561kg/kWh、立ち木換算:年間CO2吸収量14kg/本として算出) 。

加えて、インターネット経由で出力機器の状態や利用状況を常時監視し、消耗品の自動配送や機器故障時に自動通報を行うリコーのリモート管理サービス「@Remote」(アットリモート)も取り入れた。

さらに、朝日生命は今回、募集資料上のコンプライアンス強化を図る目的から、印刷された帳票をプリンター内で中綴じステープル(=製本化)して出力するフィニッシャー(「中綴じステープル印刷」)をオプションとして採用。この「中綴じステープル印刷」を利用することで、募集資料を印刷する際、誤って他の帳票が混入することや、募集資料の不備をなくすことが可能になった。

なお、次期営業用PC「ハンディアイ」の特徴は以下のとおり。

  • 12.1型の液晶パネルを採用した「コンバーチブル型のタブレットパソコン」でありながら、約1.2kgの軽量化
  • 持ち運びに便利で見やすい表示サイズ12.1型の液晶タッチパネル
  • 最適な角度で顧客に説明しやすいように液晶パネルを左右180度開回転して使用することが可能
  • 通常のノートPC同様のキーボード入力の使い勝手と、折り畳むとスレート型パソコンとしても利用が可能
  • データの書き込み時の暗号化と読み出し時の復号化を自動で行い、安全性と利便性を両立可能な、暗号化機能付きフラッシュメモリディスクを搭載
  • 日常業務の衝撃に耐えうる富士通の厳しい品質標準をクリア

現場営業職員のワークスタイルに適応し、プレゼンテーションなど顧客への提案力を高め、営業活動のさらなる効率化を実現できるとしている。


リコーカラープリンター「IPSiO SP C821」
http://www.ricoh.co.jp/IPSiO/spc/821_820/index.html

出力機器のリモート管理サービス「@Remote」
http://www.ricoh.co.jp/remote/

リコー
http://www.ricoh.co.jp/

富士通
http://jp.fujitsu.com/

朝日生命
http://www.asahi-life.co.jp/

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