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日本IBM、SaaS利用者向けにNotes/Dominoクライアント・ライセンスを不要に

2011年3月31日(木)IT Leaders編集部

日本IBMは2011年3月31日、グループウエア「Lotus Notes/Domino」の廉価版サーバー・ライセンスを用意し、提供を開始した。SaaS型メール環境「IBM LotusLive Notes」と組み合わせて利用することを前提に、クライアント単位の課金を不要とした。ユーザー数1000人の場合、ライセンス価格が3割以上低減するとしている。

新ライセンスの名称は「IBM Lotus Domino Utility Server for LotusLive」。サーバー・ライセンスの価格は、1コア(100PVU)あたり293万2000円(税別)、クライアント・ライセンスは不要。別途必要となるIBM LotusLive Notesのライセンス価格は、1ユーザーあたり年額8580円(税別)。なお、既存のNotes/Dominoからの移行費用は、1コア(100PVU)あたり147万3000円(税別)。

本来、Lotus Notes/Dominoは、サーバー・ライセンスに加えて、クライアント・ライセンスが必要。具体的には、サーバー・ライセンスが1PVUあたり1240円(税別)、100PVUあたり12万4000円(税別)。クライアント・ライセンスが1ユーザーあたり6120円(税別)である。一方、2010年10月には、SaaS型メール・サービスのIBM LotusLive Notesを、ユーザー数ベースのライセンスで提供開始した。

これまでは、Lotus Notes/DominoとIBM LotusLive Notesの両方のソフトを利用する場合、両ソフトのクライアント・ライセンスが個別に必要だった。今回、両ソフトを利用する場合に、Lotus Notes/Dominoのサーバー・ライセンスを値上げ(100PVUあたり、12万4000円から293万2000円へ値上げ)する一方で、クライアント・ライセンスを不要とした。これにより、1000ユーザー時のモデル・ケースにおいて、ライセンス価格が3割以上低減するとしている。

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IBM / Notes/Domino / グループウェア / SaaS / Lotus

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