[新製品・サービス]

日本ベリサイン、SaaS型WAFサービス「Scutum」のサービス拡張を発表

2011年4月13日(水)IT Leaders編集部

日本ベリサインは2011年4月12日、昨年6月より販売開始しているSaaS型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)サービス「Scutum(スキュータム)」において、50/100Mbpsのウェブサイトにも対応する新サービスの販売を開始すると発表した。「Scutum」はビットフォレスト社との共同開発(技術提供)である。サービスは、セキュアスカイ・テクノロジー社から提供される。

2010年6月の発売開始以来、「Scutum」は多くの問い合わせがあり、対応トラフィックの上限を超えてしまうケースも見受けられた。そこでそのようなニーズに対応するべく、処理能力をさらに増強し、対応トラフィックを従来の10Mbpsから100Mbpsへと、大幅に拡充した新サービスの販売をスタートする。これにより、国内ウェブサイトの99%以上(SST独自算出)が利用できる。あわせて、要望の多かった、攻撃の傾向を月次でご報告するオプションサービスも開始。これにより、Scutum管理画面のブロックの履歴だけでなく、傾向の変化を捉えることができる。

「Scutum」はSaaS型なので、導入に際しての初期コストが大きく軽減され、運用にあたっての専任の担当者も不要なため、比較的容易に導入が可能である。また、ガンブラー(Gumbler)に代表されるDrive by download(ドライブ・バイ・ダウンロード)攻撃への対策にも効果を発揮する。

ベリサインは、「Scutum」を販売することで、SSLサーバ証明書による通信の暗号化と企業認証によるウェブサイトの信頼性の提供だけでなく、ウェブアプリケーションに対するセキュリティもワンストップで提供することで、より多くのニーズに応えていくとしている。

「Scutum」の帯域別製品価格(税込み)は次のとおり。

【従来サービス】ピーク時で500kbpsまでのトラフィックの場合、利用料金年額35万6706円。500kbps以上5Mbps未満の場合、利用料金年額71万5806円。
5Mbps以上10Mbps未満の場合、利用料金年額153万2160円。上記の初期料金10万2900円。

【新サービス】ピーク時で10Mbps以上50Mbps未満のトラフィックの場合、利用料金年額は177万1560円。50Mbps以上100Mbps未満の場合、利用料金年額は237万60円。初期料金は20万7900円。

オプションの価格(税込み)は、「月次レポートサービス」メニューの年額料金は、25万2000円。


「Scutum」
https://www.verisign.co.jp/scutum/

日本ベリサイン
https://www.verisign.co.jp

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