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キヤノンITSとSSJ、「SuperStream-NX グループ経営管理」提供を発表

2011年4月15日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)とエス・エス・ジェイ(以下、SSJ)は2011年4月14日、経営基盤ソリューション「SuperStream-NX(以下、NX)」のオプション製品「SuperStream-NX グループ経営管理(以下、NXグループ経営管理)」の提供を2011年8月より開始すると発表した。両社は、SuperStream全体の累計導入社数において、現在の約6000社から2015年までに1万社突破を目指すとしている。

 キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)とエス・エス・ジェイ(以下、SSJ)が示す「SuperStream-NX グループ経営管理」のメリットは次のとおり。

  1. グループ全体の経営データを可視化
    グループ全体または各社、各事業グループをモニタリングするための経営ダッシュボードを利用者の立場に合わせ、提供する。各社・各部門の個別財務諸表のデータを集計し、さまざまなセグメント分析により、グループ全体のデータを把握、意思決定の迅速化を支援する。
  2. IFRS対応およびグループのガバナンス強化を実現
    企業内の各システムのデータを一元化し、統合したレポーティングを可能にする。レポーティングはIFRSおよび日本基準に対応し、グループ内のデータを統合管理し、ガバナンスの強化を図る。

 SuperStream-NX グループ経営管理の機能は次のとおり。

  • ダッシュボードによる経営データの可視化
    グループ全体・各社の速報値をダッシュボード形式で確認し、ROE(株主資本利益率)/ROA(総資産利益率)等の経営指標や、地図データを利用したエリア別の収益を可視化。
  • グループ全体の視覚的なセグメント分析
    事業・地域・顧客など、さまざまなセグメントの分析軸によるグループ全体の財務諸表を視覚的に分析。また、ドリルダウンによる詳細化が可能である。
  • IFRS/日本基準の複数元帳のレポーティング
    IFRS/日本の両基準に対応した財務諸表を出力し、グループ全体または個社の予実対比などをレポーティング。汎用レポーティング機能により、帳票を自由に定義・設定できる。なお、複数元帳レポーティング機能は、NXの複数元帳機能リリース時に提供予定である。
  • SuperStreamと他システムのデータ一元化
    販売管理システムや在庫管理システムなど、他システムのデータを「グループ経営管理」に一元化し、システムを横断した分析を実現する。

 SuperStream-NX グループ経営管理の価格(税別)は300万円から(Base License 5ユーザから)。提供開始日は2011年8月。

SuperStream
http://www.ssjkk.co.jp/

キヤノンITソリューションズ
http://www.canon-its.co.jp/

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