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ブラザーがSOHOや店舗向けの小型プリンタを発表、高速化して大量印刷を可能に

2011年5月23日(月)IT Leaders編集部

ブラザー工業とブラザー販売は2011年5月17日、プリンター/複合機「ジャスティオ」の新モデルを発表した。印刷スピードを速めたほか、搭載可能な用紙やインク量を増やした。

製品名は「MFC-J6710CDW」。SOHOや店舗などの利用を想定したA3カラープリンタで、従来機種「MCF-6490CN」に比べて「2倍以上の高速印刷を可能にする」(ブラザー販売 マーケティング推進部 商品企画1G グループリーダー 水野敬介氏)。

具体的にはカラープリント用のノズル数を約2.2倍に増やすことで高速化を図る。従来機に比べ、モノクロ印刷なら約2.4倍、カラ―印刷なら約2.6倍の高速化が可能。スキャン速度も「カラ―スキャンの場合、1枚あたり5秒だったのが3.37秒に短縮した」(水野氏)。

そのほか給紙枚数を400枚から500枚に、インクも大容量を搭載できるようにした。価格は6万5000円前後の予定。

A4用モノクロレーザープリンタ3機種も発表した。印刷速度が向上し、従来機の21枚/分から26枚/分に改善した。両面印刷にも対応し、用紙代の節約にも役立つ。

最上位機「MCF-7460DN」は有線LANを使って複数台のパソコンで共有可能。コピーやスキャナ機能のほか、FAX機能も備える。「DCP-7065DN」は有線LAN接続により共有できるが、FAX機能を備えないモデル。「DCP-7060D」はUSB接続のみ利用可能なエントリーモデル。

価格は7460DNが3万9000円前後、7065DNは2万8000円前後、7060Dは2万3000円前後の予定。6月上旬より販売を開始する。

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