[海外動向]

【Innovate2011】ソフトウェアに囲まれた社会 開発者に課された責任の大きさを再認識

2011年6月29日(水)

ソフトウェアは、企業情報システムのみならず自動車や家電、電子機器類をも進化させ、ワークスタイルとライフスタイルの双方に革新をもたらし続けている。今ではソフトの恩恵を受けていない時間は一瞬たりとも存在しないと言っても過言ではないだろう。

2011年6月5〜9日
米オーランド/米IBM

一方でソフトは時折、その脆さを顕在化させる。1億件を超える個人情報が漏えいしたり、金融機関のATMから預金を引き出せなくなったりした事件は記憶に新しい。

これほどまでにソフトに囲まれるようになった社会で、ソフト開発者に課された責任は大きい。開発したソフトの安全性と安定性を長期にわたって担保するのはもちろん、コストバランスを確保するための経済性にも目を向けなければならない。2011年6月5日〜9日に米オーランドで開かれた米IBMの「Innovate2011」は、そうしたソフト開発者の責務を再認識させるものだった。

Innovate2011はIBMの開発ツールブランド「Rational」の年次カンファレンスである。「Software. Everyware.—ソフトウェアはあらゆるところに」をメインテーマに、ソフトの設計や開発に関する400件超の技術セッションとワークショップを展開。世界各国から約4000人が参加した。

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