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[新製品・サービス]

ワッセイ、ネットブート型のシンクラ基盤に新版、操作ログを監視可能に

2011年6月29日(水)

ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは2011年6月29日、ネットブート方式のシンクライアント・ソフトの新版「Phantosys2LV」を発表した。2011年7月1日に出荷する。新たに、クライアントの操作履歴を管理できるようにした。価格はオープンだが、以前提示していた金額は1クライアントあたり3万5000円(税別)から。開発会社は、台湾ARGtek Communication。

Phantosys2LVは、ディスクレスPCからネットワーク・ブート方式でクライアントOS(Windows)を利用できるようにする基盤ソフトである。仕組みは、PXEブート時に配布するPhantosysのブート・プログラムが、クライアントOSのディスク・イメージを配置した管理サーバーのCIFSボリュームをマウントし、OS起動用のローカル・ディスクとして扱う、というもの。

特徴は、管理サーバー側で、クライアントOSのディスク・イメージやユーザー設定情報などを集中管理する点である。接続してきた個々のクライアントPCごとに個別のOSイメージを用意する必要はない。単一のOS設定プロファイルを複数ユーザーで共用することによって、OSイメージを格納する物理ディスク領域を削減できる。

今回の新版では、クライアントの操作履歴を管理できるようにした。具体的には、蒼天が開発/販売するクライアント監視ソフト「LogVillage」の機能の一部をPhantosys2LV向けに構成した簡易版「LogVillage Lite」を追加した。

LogVillageは、クライアントPCの操作ログをリモートから収集/監視するソフトである。アプリケーションの実行や印刷といった、Windowsクライアントに対する操作履歴を収集する。クライアントPCのNetBIOS名と管理者アカウントを把握しておくことで、クライアント側に専用のエージェント・ソフトを導入することなくログを収集できる。

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