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1000km離れたストレージを連携

2011年7月28日(木)

EMC VPLEX Geo/EMCジャパン EMCジャパンは2011年5月25日、遠隔にあるストレージを仮想的に統合する装置「EMC VPLEX Geo」を発表した。約1000キロメートル離れたストレージを連携できる点が特徴。これまでは2010年5月に発表した「VPLEX Metro」の約100キロメートルが限界だった。

自社製品のほか、主要な他社製ストレージを管理対象に含めることができ、ストレージ間のデータ移行を簡素化したり、必要なリソースを遠隔から調達したりすることが可能だ。新たに「VPLEX Witness」と呼ぶソフトウェアも用意。2拠点に設置するVPLEXを監視し、どちらかに障害が発生した場合、正常稼働するVPLEXを他方へ展開して自動的にリカバリできる。

なお、連携可能な距離が1000キロメートルという根拠は、「レイテンシの上限を50ミリ秒に設定した結果である。ただし、1700キロメートル離れた環境で運用する実績もある」(米EMC エンタープライズ・ストレージ担当 バイスプレジデント 兼 グローバル製品販売部門チーフ・テクニカルオフィサー ケン・スタインハート氏)。価格は個別見積もり。 (折川)

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1000km離れたストレージを連携EMC VPLEX Geo/EMCジャパン EMCジャパンは2011年5月25日、遠隔にあるストレージを仮想的に統合する装置「EMC VPLEX Geo」を発表した。約1000キロメートル離れたストレージを連携できる点が特徴。これまでは2010年5月に発表した「VPLEX Metro」の約100キロメートルが限界だった。

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