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ネットワールドがクラウドOSの新版発表、機能拡充しプライベートクラウドの構築を容易に

2011年9月22日(木)

ネットワールドは2011年9月15日、IaaSを構築するためのソフト「Nimbula Director」の新版(バージョン1.5)を発表した。Red Hat Enterprise LinuxやCentOSなどのホストOS、デバイスドライバ、ハードウェア/ジョブ管理機能などを統合したソフトで、企業インフラ上に容易にプライベートクラウド環境を構築できる。

新版は、利便性を向上する機能を中心に強化した。その1つが「Persistent disk」である。これは、NFSプロトコルを用いた外部設置のNASをSANとして利用できるようにする機能。NASを部分的にSANとして代用できるほか、これまでローカルディスクより実行していた仮想マシンの起動ディスクを、外部ストレージから利用することが可能となる。

遠隔にある拠点間の管理情報を一元化する「マルチサイト」機能も追加した。ポータル画面から遠隔サイトに対して仮想マシンの起動を指示したり、仮想マシンを起動する物理サーバーを指定したりできる。企業内に構築したプライベートクラウドを管理するのに加え、パブリッククラウドのリソースも同一画面で管理できる。アプリケーションの性能確保や災害時の事業継続に役立つ。

そのほか、必要なホストOSやドライバ、管理機能などを組み合わせて1つのISOイメージを作成したり、仮想マシンに固定IPを割り当ててアクセス制御しやすくしたりする機能も加えた。利用環境が40コアまでの場合は無償。

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