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ウイングアーク「MotionBoard」に新版、クライアントにデータを配置し大量データを高速表示

2011年10月28日(金)折川 忠弘(IT Leaders編集部)

ウイングアーク テクノロジーズは2011年8月29日、「MotionBoard」と呼ぶダッシュボードツールの新版を出荷開始した。新版は、Oracle DBやSQL Serverといった市販のデータベースから収集したデータを、グラフや表に加工して表示する機能を持つ。

「MotionBoard」の新版は、Oracle DBやSQL Serverといった市販のデータベースから収集したデータを、グラフや表に加工して表示する機能を持つ。旧版である「Dr.Sum EA MotionBoard」は、同社のBIツール「Dr.Sum EA」上のデータのみを対象にしていた。

加えて、大量データを高速に表示する「Double In-Memory OLAP(W-IMO)」機能を備えるのが特徴だ。これは、異種のデータベースから収集したデータを仮想的に統合し、クライアントのメモリー上に展開して閲覧可能にする技術。データをクライアント側に転送することで、複数ユーザーがサーバーに同時アクセスした際のパフォーマンス低下を防止する。

データは圧縮して利用するため、十分なメモリーを搭載しないクライアントでも問題なく動作するという。このほか、表やグラフ中で際だった変化や異常値を点滅させるなどして注意を喚起する「ダイナミックアラート」機能を備える。

価格(税別)は1プロセサあたり1000万円から。2011年11月には、iOSやAndroid端末向けの「MotionBoard + Mobile」を提供予定。 (折川)

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