[新製品・サービス]

オンプレミスとクラウドを一元管理するソフト

2011年11月25日(金)

日本IBM 日本IBMは2011年10月6日、企業内システムとパブリッククラウド上のシステムを統合管理するためのソフトウェア「Service Management Extension for Hybrid Cloud」を発表した。

同製品は、これまで企業内システムを対象としていた「Tivoli Monitoring」のサーバー監視機能や、「Tivoli Service Automation Manager」のプロビジョニング機能を拡張。外部のパブリッククラウド上にあるサーバーを含めて一元管理できるようにするオプション製品である。2010年5月に買収したCast Ironの技術をベースにしている。

動的なワークロード管理機能も備えている。これにより、企業内システムのIT資源が不足した際、パブリッククラウドの資源を自動的に割り振るといったことが可能になる。加えて、企業内システムとクラウド上に散在するユーザーIDを同期し、LDAPで統合管理できるため、セキュリティ強化にもつながる。

同製品の提供開始は10月24日から。Tivoli製品とCast Iron製品のユーザーは、同社サイトから無償でダウンロードできる。 (力竹)

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