[中国電脳事情]

【中国電脳事情】中国の衛星測位システム市場、2015年には2250億元規模へ など(第27回)

2012年4月27日(金)足立 治男

中国の主要メディアの報道から、中国国内のIT・テクノロジー関連の最新動向をご紹介する、中国電脳事情。1カ月間に報道された中国国内の主要なニュースを取り上げる。

中国の衛星測位システム市場
2015年には2250億元規模へ

─ 新華社<電子版>(1/27)

国家測定描写地理情報局と社会科学文献出版社が共同発表した「中国地理情報産業発展報告(2011)」が興味深い。

中国が独自に開発中の衛星測位システム「北斗(CNSS)」は、米国のGPS、ロシアのGLONASS、欧州のGALILEOと並ぶ世界4大衛星測位システムだ。これに関わる市場は、携帯電話、インターネットに続いて3番めに急速な発展が期待できる電子情報産業とされており、現在同システムを採用しているサービス企業や団体は5000を超えている。

2010年には産業規模が500億元を突破し、同システムの端末出荷量は8万台、アクティブユーザー数は3万余りに達した。同報告は「現在、CNSSは高速発展期に入っており、2015年には産業規模が2250億元に達し、国民経済の新たな成長産業となるだろう」と強調している。

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