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大同火災海上保険がSMSで月間132時間の業務を削減、アイティフォーが導入

2017年12月20日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アイティフォーは2017年12月20日、沖縄の損害保険会社である大同火災海上保険(沖縄県那覇市)からSMS送信サービス「e-SMS」を受注し、2017年11月1日から稼働したことを発表した。電話に代わる新たな連絡手段として利用することで、顧客サービスを向上するとともに、月間132時間相当の業務削減効果を見込んでいるという。

 大同火災海上保険は、電話に代わる連絡手段としてSMS(ショートメッセージサービス)を利用するため、アイティフォーからSMS送信サービス「e-SMS」を導入した。SMSなら、送信先の電話番号さえ分かっていれば、メッセージを送信できる。到達率と開封率が高いという特徴がある。受注金額は非公開だが、e-SMSの定価(税別)は、一式250万円から。

 大同火災海上保険は従来、交通事故や物損事故などにあった契約者や被害者、被保険者、代理店、工場、医療機関などに対する連絡手段として、電話を利用してきた。ところが、共働き家庭の増加などにより、電話がなかなかつながらず、本人へコンタクトできるまでに多くの時間を要することが課題となっていた。

 今回導入したシステムを使うと、同社7拠点100人以上の社員が、Webブラウザを使って、簡単な操作でSMSを送信できる。e-SMSは、自社内に構築したSMSサーバーおよびSMSゲートウェイを利用してSMSを送信する仕組みなので、顧客データが外部に出ることがなく、セキュアな環境で送信できるとしている。

 同社の損害サービス業務では、顧客および代理店から事故報告を受け付ける業務が、サービスの始点となる。e-SMSの導入後は、代理店への事故受付の報告や、事故にあった顧客(契約者・相手方)のうち電話で連絡がとれなかった顧客への伝言をSMSで行う。SMSの導入効果として、7拠点約100人で月間132時間相当の業務削減効果を見込む。

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