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[事例ニュース]

オカモト、会員データの統合にPaxataのデータ加工ツールを導入、名寄せなどを半自動化

2018年6月21日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アシストは2018年6月21日、オカモトホールディングスがデータ分析のためにデータをプレパレーション(前処理)するツールとして、クラウド型のデータ前処理サービス「Paxata Cloud」(開発元は米Paxata)を採用し、2018年4月から利用を開始したと発表した。カンパニーごとに独立して管理していた会員データを統合するのが狙い。

 Paxataは、データ分析の前処理として、データを実際に使える状態へと加工・変換するデータプレパレーションソフトである。業務ユーザーみずからデータを分析して日常業務に活用する“セルフサービスBI”を支援する。Hadoop/Spark技術をベースとしており、企業内外にある生データを収集して加工・変換し、分析できる状態に整える機能を提供する。

 オカモトグループは、6社11カンパニーにわたる多角化事業を全国に展開している。今回、カンパニーごとに管理していた会員データの統合を決定し、名寄せやクレンジングによってデータを整備することにした。ところが、Excelを使ったデータ加工には現場の負荷が大きいという課題があり、データ加工を外注すると数百万円の費用がかかるという課題があった。

 こうした経緯で、Paxata Cloudを導入した。適用業務は、グループ全体にわたるマスターの統合、名寄せ、クレンジング、経理部での入金の消し込み、である。将来的には、プロモーションやマーケティングのセグメント抽出、国勢調査などオープンデータと組み合わせた商圏分析や顧客理解の促進、などに利用する予定である。

 Paxataの特徴は、分析用のデータを業務ユーザーみずからノンプログラミングで用意できることである。利用したいデータを表形式で表示しながら、マウス操作で作業できる。さらに、データの精度を高める仕掛けとして、機械学習を採用している。表記ゆれを自動で見つけて表記の統一を推奨するなど、データ加工の推奨パターンを自動で提示してくれる。

 アシストは、Paxataの販売に加えて、PaxataをSaaS型で提供するクラウドサービスとして、Paxata Cloudを提供している。Amazon Web Services(AWS)上にPaxataとHadoop基盤を構築し、これを年額制で提供する。ユーザーは、Webブラウザで対象となるデータをアップロードし、クラウド上でデータを加工し、これをダウンロードする形になる。

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