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[新製品・サービス]

シックス・アパート、Webサイトにコードを埋め込んで利用できる「MovableType.net フォーム」

2018年10月3日(水)IT Leaders編集部

CMS(コンテンツ管理システム)および関連サービスベンダーのシックス・アパートは2018年10月2日、Webサイトにコードを埋め込んでフォームを利用できるサービス「MovableType.net フォーム」をリリースした。Movable TypeシリーズのCMSで構築されたWebサイト以外にも、多くのWebサイトで利用できる。

 MovableType.net フォームは、クラウド型CMS「MovableType.net」が搭載しているフォーム機能を、単独で利用できるようにした新サービスである。任意のWebページに埋め込みコードを貼り付けることで設置できる。Movable TypeシリーズのCMSで構築されたWebサイト以外にも、多くのWebサイトで利用できる。

画面1:フォームの設定画面(出典:シックス・アパート)画面1:フォームの設定画面(出典:シックス・アパート)
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 訪問者からの連絡を受け付ける「フォーム」は、Webサイトでのマーケティングやコミュニケーションに利用する機能である。企業・団体の公式サイト運営の基盤として使われている「MovableType.net」では、2015年7月にフォーム機能をリリース後、様々な機能を追加してきた。

 今回の「MovableType.net フォーム」は、このフォーム機能を単体で使えるサービスである。Webサイトに埋め込みコードを設置することで多機能なフォームを利用できるようになる。

 作成したフォームは、パソコンだけでなく、スマートフォンでも利用できる。管理画面もスマートフォンで使える。スマートフォンでフォーム項目を編集したり、受付データを閲覧したりできる。

 名前、住所、メールアドレス、ファイル添付の項目に加えて、テキストボックスやラジオボックスなどの汎用的に使えるものと合わせて15種類のフォーム項目を用意している。必要な項目をドラッグ&ドロップで組み合わせてフォームの内容を編集し、生成された埋め込みコードをページに貼り付けることで様々なWebサイトに簡単に設置できる。

 受付終了日時・受付可能件数を指定し、条件を満たしたタイミングで自動的に受付を終了できる。終了時に表示するメッセージも編集できる。セミナーなど受付期間や人数を限定したいフォームに適している。

 フォームから受け付けた内容は、指定のアドレスへのメール送信に加えて、MovableType.netフォームのサービス内、または連携する kintoneに保存することが可能である。保存した受付データは、権限のあるに限って閲覧したり外部に出力したりできる。

 悪質なプログラムからの大量スパムや不当なアクセスを防ぐ reCAPTCHAサービスを導入している。また、TLS(SSL)でフォームの通信内容を暗号化し保護するほか、セキュリティポリシーに応じて、受付メールに個人情報を含まない設定も可能である。

 プランは、フォーム数や保存データ数などに応じて、ライト、スタンダード、プロの3種類を用意した。最小プランであるライトの価格(税別)は、年額1万円または月額1000円で、フォーム数が10で、保存データ数が1000。

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