[市場動向]

セルフBIからセルフAIの時代へ―aiforceの「AMATERAS」

2018年11月16日(金)杉田 悟(IT Leaders編集部)

「AI」というワードは、頻繁にニュースで取り上げられるほと市民権を得ている。その一方で、一般の人には縁がない特別な存在でもある。かつての「コンピューター」がそうであったように。実際、普通のビジネスパーソンがビジネスの中でAIを使いこなしている姿は想像できないのが現状だろう。新たなAIの価値創造を目指すベンチャー企業のaiforceが提供するデータ分析自動化ツール「AMATERAS」は、ExcelやセルフBIツールのように、「ビジネスパーソンが日常的に使えるAI」を目指している。

写真1:aifoece CEOの西川智章氏

 コンサルティングファームで企業のAI導入を支援してきた経験を持つaiforceのCEO西川智章氏によると、AI(主に機械学習)を活用している企業の各案件を精査すると、「データサイエンティストやAIエンジニアなど専門家の力が絶対に必要な難易度の高い案件はごく一部に限られており、8割はツールによる自動化が可能なレベル」だという。その8割に焦点を当てたのがAMATERASだ。

 市場にローンチしたのが2018年10月12日と、登場間もない製品だが、すでにAI人材不足に悩む、あるいはAIのスモールスタートを希望する一部のユーザー企業やITベンダーから高い関心を持って迎えられている。

 従来、データサイエンティストが試行錯誤しながら数カ月かかって数十の予測モデルを作成するところ、AMATERASは短時間で1000モデルを自動作成、その中から精度の高いモデルのみをピックアップして提示する。一般のビジネスユーザーが利用するための「ユーザーモード」の場合、数クリックで予測モデルを作成できる。細かいパラメーターの設定が可能な、プロユースの「データサイエンティストモード」も提供される予定だ。

1000のモデルを瞬時に自動生成

 例えば、証券会社などの為替データをベースにFXを予測するモデルをAMATERASで作成する場合、まず予測対象を数値予測や分類から選択するだけで、バックエンドでハイパーパラメーターが回って約1000のモデルを自動作成する。その中から予測精度のもっとも高いものや相関が高いものをピックアップしてグラフ表示する。

 ある総合商社ではトレーディング部門でAMATERASを使い、従来通り人が予測したものと比較したレポートを上げているという。「今日はAIがこんな結果を出した」と部内で話題になるほど、高い精度を上げているそうだ。

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セルフBIからセルフAIの時代へ―aiforceの「AMATERAS」「AI」というワードは、頻繁にニュースで取り上げられるほと市民権を得ている。その一方で、一般の人には縁がない特別な存在でもある。かつての「コンピューター」がそうであったように。実際、普通のビジネスパーソンがビジネスの中でAIを使いこなしている姿は想像できないのが現状だろう。新たなAIの価値創造を目指すベンチャー企業のaiforceが提供するデータ分析自動化ツール「AMATERAS」は、ExcelやセルフBIツールのように、「ビジネスパーソンが日常的に使えるAI」を目指している。

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