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富士通、サブスクリプション型ビジネスの運営基盤をSaaS型で提供

2019年7月18日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

富士通は2019年7月17日、サブスクリプション型ビジネスの運営基盤をSaaS型で提供するサービス「SNAPEC-PF S1/Platform」を発表した。同日提供を開始した。価格(税別)は、初期費用が1000万円から、月額費用が50万円から。販売目標 は、2021年度末(2022年3月末)までに売上10億円。

 SNAPEC-PF S1/Platformは、サブスクリプション型で商品を販売したりサービスを提供したりするためのEC(電子商取引)基盤である(図1)。レンタル・リース販売を行う業種全般に向く。SaaS型クラウドサービスとして提供し、サブスクリプション型ビジネスにおける受注から契約、請求までの一連の機能を備える。

図1:SNAPEC-PF S1/Platformの概要(出典:富士通)図1:SNAPEC-PF S1/Platformの概要(出典:富士通)
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 フロントエンド部分として、ECサイトとしての基本機能を備える。商品一覧、商品詳細、顧客ごとのマイページなどを運営できる。バックエンド部分として、顧客管理、見積管理、注文管理、売買契約管理、請求管理、課金ルール管理、などの機能を備える。サブスクリプションの課金ルールは、月額、年額、日割計算や従量課金など細かいルールを設定できる。

 ECサイト構築サービス「FUJITSU Business Application SNAPECシリーズ」の各サービスと組み合わせて使える。バックエンド機能の強化例として、「SNAPEC-EX」と組み合わせると、物販商品の在庫管理や出荷管理ができる。フロントエンド機能の強化例として、「SNAPEC-FORCE」と組み合わせると、商品レコメンドや商品検索などの機能が使える。

 今後は、キャリア決済やQRコード決済などの決済手段を使うための機能や、ECサイト画面を編集するコンテンツ管理機能などを強化する予定。

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