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閉域SIMと本人認証で安全なリモートアクセス、トライポッドワークスの認証基盤「JinCreek」

2019年11月29日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

トライポッドワークスは2019年11月29日、閉域SIMを利用した社内へのリモートアクセス環境で使える本人認証サービス「JinCreek」(仮称)を発表した。成りすましのない安全なモバイルアクセスを実現するとしている。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額900円を予定している。販売目標は、向こう3年で4万アカウント。

 JinCreekは、閉域SIMと組み合わせて使う、本人認証サービスである。インターネットを介さずに在宅勤務や社外から社内LANに直接接続する閉域SIMリモートアクセスサービスに、さらに成りすましを防止する本院認証の機能を追加する。

 閉域SIMとJinCreekの組み合わせによって、「ネットワーク認証」、「端末認証」、「本人認証」といった、企業内アクセスと同等の認証ポリシーを提供できる。外部からの不正アクセスやリモートアクセスに不安を抱いている企業に向く。

 独自の検疫ネットワークを構築しており、閉域SIMを提供する通信会社網から企業LANへのアクセスは、すべての要素認証が完了するまで接続できない。今後は、経路を動的に制御する検疫方式も提供し、複数のデバイスを使った環境でも認証サービス利用できるようにするとしている。

 ポリシー設定の運用負荷を軽減する機能として、社内LANの認証ポリシーを管理しているActive DirectoryやAzure ADと連動するようにした。特に、Windows 10の認証機能であるWindows Helloを使う際に利便性が高いとしている。

 生体認証開発会社との協業も進める。新たな認証方式を多要素認証基盤に随時追加し、エンドユーザーがそれぞれの認証方式を自由に組み合わせられるようにする。

 背景には、働き方改革や5G(第5世代移動通信システム)、SIM通信における閉域網の普及、災害時の自宅勤務、東京オリンピックなどのイベント時の時差勤務、――といった事情から、今まで以上にオフィスへのリモートアクセスが増えるという状況がある。

 JinCreekと組み合わせて使える閉域SIMは、2019年11月現在で2つ。「ネッツワイヤレスサービス」(NECネッツエスアイ)と、「セキュアモバイルアクセス」(ソフトバンク)、である。今後も随時、対応する閉域SIMを増やす予定である。

 なお、トライポッドワークスでは、閉域SIMを装着して使えるモバイスデバイスとして、WindowsノートPC/タブレットも販売している。

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閉域SIMと本人認証で安全なリモートアクセス、トライポッドワークスの認証基盤「JinCreek」トライポッドワークスは2019年11月29日、閉域SIMを利用した社内へのリモートアクセス環境で使える本人認証サービス「JinCreek」(仮称)を発表した。成りすましのない安全なモバイルアクセスを実現するとしている。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額900円を予定している。販売目標は、向こう3年で4万アカウント。

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