[新製品・サービス]

ニュースフラッシュ 新製品・サービス編(2012年5月号)

2012年5月10日(木)

1カ月間に発表された主要な新製品・サービスをご紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から、12個の新製品・サービスを取り上げた。

サーバー

仮想化による集約でサーバーの稼働率を改善

日本オラクルは2012年3月15日、サーバー「Netra SPARC T4」を発売した。プロセサに「SPARC T4」を採用し、8コアモデルの場合は最大で64スレッドを同時処理する。仮想マシン暗号化してライブマイグレーションする機能を標準で備える。対応OSは「Oracle Solaris 11」。4コアプロセサを搭載する「Netra SPARC T4-1」の価格(税込)は152万8436円から。

WAN高速化

帯域拡張でアプリケーションのアクセスを高速化

SCSKは2012年3月26日、WAN高速化アプライアンス「RAPICOMシリーズ」を発売した。複数のWAN回線を1つに束ねたり、TCP/IPを多重化したりすることで帯域を拡張し、アプリケーションのアクセス速度を高める。WAN上を流れるデータを暗号化してデータ漏えいにも備える。4つのモデルを用意し、最下位モデル「RC-150EA」の価格(税別)は89万8000円。

店舗向け情報共有

スマートデバイスで店舗と本部間の情報共有を促進

ドリーム・アーツは2012年3月26日、店舗と本部間の情報共有を効率化するSaaS「Shopらん」の新版を発表した。携帯電話やスマートデバイスのカメラで撮影した店舗内の状況を、メール送信することでShopらんに登録する機能を備える。エリアや業態別に店舗をグループ化し、異なる連絡事項を送信する用途にも対応。月額料金は500店舗が利用する場合で1店舗あたり4000円(税込)。

ビッグデータ活用

複数ソフトを組み合わせビッグデータ活用を支援

日立製作所は2012年3月27日、ビッグデータ活用ソリューション「vRAMcloud」を発表した。大量かつ多種多様なデータをリアルタイム処理するソフトや分散処理ソフトなどを組み合わせて用いることで、顧客ニーズを正確かつ迅速に把握できるようにする。導入支援や既存システムのマイグレーションサービスなどのメニューを用意する。価格は個別見積もり。

クラウドサービス

豊富なAPIを用意する低価格なパブリッククラウド

NTTコミュニケーションズは2012年3月28日、パブリッククラウドサービス「Cloudn」を発表した。仮想プロセサ数が0.25個、メモリーの容量が512MBとなるIaaSを、月額料金の上限を945円(税込)で利用できる。約150種のAPIを用意するほか、サービス提供先のデータセンターを日米から選択できる。アプリケーションの開発環境やSaaSのインフラなどの用途を想定する。

Web会議システム

最新のiPadからWeb会議に参加可能に

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは2012年3月30日、新型iPadからアクセスできるWeb会議システム「WebコアConference」を発売した。iOSのバージョンに関わらずiPadからWeb会議に参加できる。会議資料に手書きで下線を引いたり、付箋を使ってコメントを挿入したりする機能を備える。価格(税込)はサーバーライセンスが63万円、クライアントライセンスが2万1000円。

データ分析

マウス操作でデータに隠れた関係性を発見

SAS Institute Japanは2012年4月2日、探索的データ解析ソフトの新版「JMP(ジャンプ)10」の販売を始めた。JMPはデータに隠れた関係性などの発見を支援するソフト。新版はマウス操作で簡単にデータを視覚化する機能や、製品の平均故障間隔を算出する機能などを強化した。Windows 7や同Vistaなどで稼働する。価格は22万500円。JMP 9からのアップグレードは10万5000円。

ソフトウェア開発

画面遷移の自動取得によりテスト作業を効率化

日立ソリューションズは2012年4月3日、ソフトウェア開発時のテスト作業を効率化するソフト「anyWarp Capture/Replay Assist」を発表した。テスト実施時に画面がどう変わったのかをキャプチャし、自動保存する。想定通りに動くかを目視に頼って確認する作業を効率化し、テスト工数を削減する。価格(税込)は使用期間が6カ月で10ラインセンスを含む場合で、52万5000円。

シンクライアント

映像再生など高負荷の処理にも対応する上位機

日本HPは2012年4月5日、シンクライアント「HP t610 Thin Client」を発表した。映像の再生を支援する専用チップを搭載することで、プロセサの負荷が高くなりがちな映像コンテンツを扱えるようにした。従来機よりBIOSを刷新し、データ暗号化やネットワーク認証などの機能も強化した。価格(税込)は4万4100円から。PCI ExpressカードやSSDを搭載可能なモデルもある。

ストレージ管理

仮想サーバーやハイパーバイザーも含め性能管理

EMCジャパンは2012年4月9日、ストレージ管理ソフト「EMC ProSphere 1.5」を発売した。ストレージと仮想サーバー、ハイパーバイザー間の性能の依存関係を把握する。これにより、ユーザーが求めるサービスレベルに満たない場合、原因や影響範囲を容易に特定できる。アプリケーション別にストレージの利用状況を可視化する機能も備える。価格(税別)はVNX向けが80万円から。

データベース

参照/更新速度を向上してデータ量増加に対処

日本IBMは2012年4月10日、データベースの最新版「IBM DB2 V10.1」を発表した。データへのアクセス制御機能を強化。新たに行と列の組み合わせでよりキメ細かく権限を設定できるようにした。データの圧縮効率を従来モデルより高めてストレージの容量を削減するほか、頻繁に利用するデータを高速なストレージに保存するよう設定できる。価格(税別)は66万9800円。

輸送管理

最適な輸送経路を導き出し無駄なコストを抑制

SAPジャパンは2012年4月10日、輸送管理ソフト「SAP Trans-portation Management」の新版を発表した。物流業者が荷物の集荷から配送し終えるまでに必要な機能を強化。貨物船の航路やスケジュール情報をもとに事前予約したり、荷物のサイズや重量を計測して貨物船の空きスペースに搭載できるか確認したりできる。海路以外の陸路における荷物の追跡も可能。

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