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[事例ニュース]

JAXAがコミュニケーション基盤を刷新、職員の密連携で研究開発をスピードアップ

2017年3月24日(金)IT Leaders編集部

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、全職員ならびに協力企業スタッフを対象とするコミュニケーション基盤を刷新し、2017年1月から本格運用を開始した。場所を問わずに必要に応じて議論や情報共有を速やかに進められるようにして業務生産性を高めるのが狙い。プロジェクトを支援した富士通が2017年3月23日に発表した。

 新コミュニケーション基盤「JAXA Sphere」は、マイクロソフトのクラウドサービス「Office 365」をベースに構築した。JAXAの約1500人の全職員、ならびに国内外23拠点で業務に当たる協力機関や協力企業のスタッフが対象。

 プロジェクトメンバーが各地に分散しても、必要な時にオンラインで打ち合わせしたり資料を共同編集したりすることを可能とし、研究開発業務をスピーディーに進めると共に、関係者の連携を深めることを支援する。PCの稼働状況から各ユーザーの在席情報を確認する機能や、即応性を重視して短いテキストをやり取りするインスタントメッセージ機能によって、部署内のみならず、拠点間のコミュニケーションの活性化も促す。

 宇宙航空に関わる研究や人工衛星の管理、国際宇宙ステーションの活動支援などに携わるJAXAの業務特性上、メール送受信の最適なフローを含め、セキュリティ面には十分に留意しなければならない。また、ロケット打ち上げといった重大イベントに際しては、それを支援するシステムに影響を与えないといった配慮も欠かせない。

 富士通は、これまでJAXAの衛星管制系システムなど担当し、固有の業務特性やネットワーク環境、データ構造についての理解を深めてきた経緯がある。自社におけるワークスタイル改革を通じて蓄えたノウハウなども活かし、今回の案件では、強固なセキュリティを確保したネットワーク接続方式や、全体メール配送フロー方式などをシステム設計に反映。約5カ月という短期間でシステムを構築した。

 導入・定着フェースにおいては、ヘルプデスクサイトや動画コンテンツを用意して操作上の疑問をユーザーが自己解決できるよう配慮したほか、種子島を含む国内6拠点で集合教育を実施。旧システムからの完全移行を構築開始から8カ月で実現した。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
事業内容 宇宙航空に関わる研究開発
導入システム コミュニケーション基盤
導入目的 場所を問わない協働環境を整えるため
主な利用製品 マイクロソフトの「Office365」がベース。富士通が個別要件に応じた全体設計を担った
関連キーワード

研究機関 / 富士通 / Microsoft / Office365 / 宇宙

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