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オープンストリーム、Androidハンディ端末向けリッチクライアント「Biz/Browser HT」をリリース

2019年1月24日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オープンストリームは2019年1月24日、マルチデバイスで動作するリッチクライアントソフト「Biz/Browser」のラインアップを拡充し、Android搭載ハンディターミナル向けの「Biz/Browser HT」を発表、同日提供を開始した。Windowsベースのハンディターミナルに加えてAndroidベースのハンディターミナルが増えていることを受けて製品化した。

 Biz/Browserは、歴史の長いリッチクライアントソフトウェアである。特徴は、Webシステムでありながら、Visual BasicやExcelのようなリッチインタフェースを実現できることである。画面と業務ロジックを記述した独自のスクリプトファイル「CRS」をHTTPでダウンロードして、クライアント側にある専用のランタイム環境で動作させる仕組みだ。

 CRSファイルは、マルチプラットフォーム(Windows/Windows Embedded/Android/iPad)で動作する(図1)。モバイル端末で使うことを想定した機能として、画面解像度に合わせてオブジェクトのサイズを変えるスケーリング機能や、オフラインでもアプリケーションを実行できるHTTP非同期通信機能なども提供する。

図1:Webシステムの画面をリッチクライアント化する。画面はマルチプラットフォームで動作する(出典:オープンストリーム)図1:Webシステムの画面をリッチクライアント化する。画面はマルチプラットフォームで動作する(出典:オープンストリーム)
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 今回発表した「Biz/Browser HT」は、CRSを実行するランタイムのAndroid版にあたり、特にハンディターミナル向けの版に相当する。既存のAndroid向けのランタイム「Biz/Browser SD」(Android版)との大きな違いは2つある。1つは、ハンディターミナルの物理キーボードを利用できるようにしたこと、もう1つは、文字コードとしてUnicodeだけでなくシフトJISを使えるようにしたことである。

 価格(税別)は、5ライセンスで6万円。サポート費用は、スタンダードが年額9000円、プレミアムが年額1万2000円となっている。

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