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特権ID管理「SecureCube Access Check」新版、クラウド管理者パスワードの自動変更を容易に

2021年9月8日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NRIセキュアテクノロジーズは2021年9月8日、特権ID管理ゲートウェイソフトウェア「SecureCube Access Check」の新版(5.4.1)を同年9月17日から販売すると発表した。特権IDによる情報システムへのアクセスを管理する。新版では、Microsoft Azureなどクラウドサービスの管理者アカウントもゲートウェイを介して利用できるようにした。価格(税別)は、最小構成(監査対象数10台以下、オプションなし、構築支援サービスBronze)で初期費用が374万円。

 NRIセキュアテクノロジーズの「SecureCube Access Check」は、特権IDによる情報システムへのアクセスを管理するゲートウェイソフトウェアである。特権IDの管理に必要な、申請・承認ワークフロー、ID/パスワード管理、ゲートウェイでのアクセス制御、操作ログの取得・管理、監査補助、などの機能を提供する。ユーザーはSecureCube Access Checkを介して特権IDを利用する形になる(図1関連記事NRIセキュア、特権ID管理「SecureCube Access Check」新版、操作ログの改竄を通知)。

図1:クラウドサービスへのクレデンシャル情報の連携イメージ(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)図1:クラウドサービスへのクレデンシャル情報の連携イメージ(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 新版(5.4.1)では、管理対象システムの特権IDにひも付くパスワードを自動で変更する「特権パスワード管理機能」を強化し、新たにMicrosoft Azureなどのクラウドサービスの管理者アカウントも管理対象とした。クラウドサービスの管理者パスワードも自動で変更できるようにした。

 クラウドサービスの特権パスワードを自動で変更する方法として、クラウドサービスごとに用意したカスタムスクリプトを使う。従来は、ユーザーみずから認証情報(クレデンシャル)をカスタムスクリプトに書き込んで運用する必要があった。新版では、管理画面上でクラウドサービスの認証情報を登録・暗号化して運用できるようにした。

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