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テラスカイ、経費申請SaaS「mitoco Work V2.0」、電子帳簿保存法に対応

2023年3月6日(月)IT Leaders編集部

テラスカイは2023年2月28日、クラウド型経費申請アプリケーションの新版「mitoco Work 経費 V2.0」を提供開始した。Salesforceのシステム基盤を用いたクラウド型グループウェア「mitoco」で利用できる。新版では、電子帳簿保存法への対応のほか、経費精算を効率よく行うための機能改善を行っている。

 テラスカイの「mitoco Work 経費」は、Salesforceのシステム基盤を用いたクラウド型グループウェア「mitoco」で利用可能なクラウド型経費申請アプリケーションである。交通費精算や経費精算などの申請業務をグループウェア上で一元的に処理できる。例えば、交通費の申請はカレンダーと連携し、月末の精算処理を効率化する。

図1:mitoco Work経費で利用する領収書などを、電子帳簿保存法の保存要件に対応した形で保存できるようにした(出典:テラスカイ)
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 新版のmitoco Work 経費 V2.0では、「mitoco電子帳簿保存法対応オプション」と連携(有料)により、mitoco Work経費で扱う領収書などを電子帳簿保存法の保存要件に準拠した形で保存し、領収書の原本保管が不要になる(図1)。 

 加えて、経費精算を効率よく行うための機能改善を行った。経費明細一覧の全体的なレイアウと操作性を改善し、例えば、経費明細の一覧画面上で添付ファイルのファイル名(「領収書.jpg」など)を確認できるようにした。また、添付ファイルの追加メニューを用意し、簡単にファイルを登録できるようにした。

 交通費の申請において通勤ルートなど同じ経路を複数日登録する場合、これまでは都度経路検索を行っていたが、金額が一致している場合は経路検索を不要にした。経路検索機能を使って金額を確定した明細(緑のチェックマーク付き)をコピーした場合、日付を修正していない場合は、経路を再検索しない。

 経費明細を作成する前に、領収書などのファイルを事前にアップロードできる画面を追加した。すぐに経費明細を作成できない場合に、あらかじめファイルをアップロードしておくことや、大量のファイルアップロードが必要な場合に、まとめてアップロードすることが可能になった。

 Salesforceモバイルアプリからファイルを事前にアップロードする機能を追加した。モバイル端末で領収書を撮影してアップロードしておき、後日経費明細に添付して申請できる。

 経費明細の編集画面では、経路検索が必要な経費種別を選択した時の画面遷移を改善した。今までは画面を右方向に拡張していたが、下方向に拡張させることで、スムーズに経費を入力できるようにした。

 経路検索の検索条件に、JR東海の「EX予約」と「スマートEX」を追加した。各種の割引にも対応している。

関連キーワード

テラスカイ / mitoco / 経費精算 / グループウェア / Salesforce / テレワーク / 電子帳簿保存法

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