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ソフトクリエイト、中小企業向けのMicrosoft 365「SCCloud 365」、バックアップと相談窓口をセットで提供

2023年3月23日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ソフトクリエイトは2023年3月23日、中小企業向けMicrosoft 365提供モデル「SCCloud 365」を開始した。Microsoft 365のライセンスを中核に、データバックアップサービスと運用・活用の相談窓口をセットにして提供する。中小企業がMicrosoft 365を活用するために必要な要素をオールインワン型で提供する。価格(税別)は1ユーザーあたり月額2390円で、Microsoft 365 Business Premiumの標準価格と同額である。

 ソフトクリエイトの「SCCloud 365」は、中小企業に向けて提供する、Microsoft 365の提供モデルである。Microsoft 365のライセンスを中核に、データバックアップサービスと運用・活用の相談窓口をセットにして提供する(図1)。

図1:中小企業向けMicrosoft 365サービス「SCCloud 365」の概要(出典:ソフトクリエイト)
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 Microsoft 365のライセンスは、最上位のBusiness Premiumを採用した。Standardと同様、OfficeアプリケーションはWeb版とデスクトップ版を両方使用でき、Microsoft TeamsによるウェビナーやWeb会議の開催も可能。また、上位版専用の機能として、デバイス管理やアクセス制御などセキュリティを強化している。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額2390円で、Business Premiumの標準価格と同額である。

 Microsoft 365のデータをMicrosoft Azure上でバックアップして保護する機能を、AvePoint Japanのデータバックアップソフトウェアを通じて提供する。「SaaSのデータはユーザー側で担保しなければならない。ランサムウェア攻撃や人為的な操作ミスなどに対処するためには、クラウドデータのバックアップが必要になる」(ソフトクリエイト)。

 Microsoft 365の運用・活用について相談可能な窓口も提供する。ソフトクリエイトは2021年からMicrosoft 365の活用を促進するためのユーザーコミュニティ「ソフクリ365倶楽部」を運営し、現在では2000人を超えるユーザーが参加している。「ここで蓄積したノウハウをSCCloud 365で展開する」(同社)という。

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